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New Year Special

一年の計づくりに役立つ公務員本11選

初春を迎え心機一転、「今年はコレをやろう!」と思いを新たにしている読者の方は多いのではないでしょうか。そんなみなさんにぴったりな1年の計づくりに役立つ11冊の“公務員本”をお届けします!(肩書は記事公開当時)

クイズde地方自治~楽しむ×身につく! 自治体職員の基礎知識

《著者》
『クイズde地方自治』制作班編

本書の表紙カバー

自治体職員が、日々、職務を遂行していく中で必要とされる知識は実に多種多様。「退職後も課される地方公務員法上の義務は?」「謝罪記者会見での注意点は?」「トランスジェンダーでない人を何と呼ぶ?」「ナッジとAIを融合した最新の手法は?」。こんな難問も知っていて当たり前!? 今回紹介する『クイズde地方自治』(『クイズde地方自治』制作班編、公職研)は、多数の現役自治体職員が作問に携わり、基礎的な知識から理論・実務を知悉した職員のみぞ知るカルト級(?)の知識まで、クイズ形式で楽しみながら学ぶことができるユニークな一冊です。本書の企画・編集を担当した公職研の友岡 一郎さん(編集部 編集長/自治体学会評議員・編集部会員)に本書の“舞台裏”を聞きました。また、作問に携わった現役職員から、神山 伸一さん(小平市 環境政策課長)、橋本 隆さん(伊勢崎市 都市開発課長)のおふたりにも“ここだけの話”を聞きました。

公務員なら挑戦したい資格ガイドブック

《著者》
加賀市 職員・庄田 秀人

本書の表紙カバー

デジタル社会形成に向けたDXの推進を契機に、あらゆる分野で起きているゲームチェンジ(従来とは全く異なる視点や価値観が台頭し、大変革が起きること)。自治体職員もその例外ではありません。事実、公務員の働き方や社会から期待される役割もゲームチェンジしつつあり、それにともなって“自治体職員のリスキリング”が注目されています。「でも、どうすれば…」。こうしたお悩みの解決になる“公務員本”が今回紹介する『公務員なら挑戦したい資格ガイドブック~やりたいことから探す50のスキル』(学芸出版社)。同書は「資格取得」という具体的かつ取り組みやすい、自治体職員に寄り添ったリスキリングのガイドブック。著者でご本人もさまざまな資格を取得している加賀市 職員の庄田 秀人さんに本書の特徴や出版の想いを寄稿してもらいました。

自治体職員の「自治体政策研究」史

《著者》
東松山市 職員・小関 一史

本書の表紙カバー

新型コロナウイルス感染拡大の沈静化と反比例し、自治体職員による自主研究グループ活動,いわゆる「自主研」が再び盛り上がっています。そうした、自治体職員を刺激し、集合知を結集する自主研にも“先駆け”となった存在があります。「多摩の研究会」(詳細は本記事で解説)です。ただ、同会の活動実態は謎に包まれ、“伝説の存在”とも言われています。今回ご紹介する『自治体職員の「自治体政策研究」史~松下圭一と多摩の研究会』(公人の友社)は、これまで明らかにされてこなかった同会の活動史について、東松山市 職員の小関 一史さんが散逸する資料の整理と当事者へのインタビューによりまとめた貴重な記録。出版の経緯や想い、第二次自主研ブームと言える今日に同書が果たす役割などを、著者の小関さんに解説してもらいます。

自治体のふるさと納税担当になったら読む本

《著者》
パブリシンク株式会社代表取締役/合同会社LOCUS BRiDGE 共同代表/北本市 元職員・林 博司

本書の表紙カバー

令和3(2021)年度は過去最高の8,302億円、件数ベースでは4,447万件と前年度比で3割近く増加し、利用者(令和4年度課税における控除適用者数)は同約1.3倍増の740万人超―。いわゆる、ふるさと納税が年々拡大し、国民生活にすっかり定着しています。一方で複雑な制度、膨大な定型業務、寄附金の使い道、慣れないプロモーション活動などに、各自治体のふるさと納税担当者は日々頭を悩ませ、試行錯誤を続けています。本書『自治体のふるさと納税担当になったら読む本』(共著、学陽書房)は、返礼品が集めづらいとされる首都圏ベッドタウンの北本市(埼玉)において、同市のふるさと納税担当時代に自治体直営で寄附額を1億円から9億円へと急増させた林 博司さんが「ふるさと納税のすべて」と「その成功法則」を余すところなく綴った実務書。同書の共著者、林さん自らが本書の出版動機やポイント等をお届けします。

これだけは知っておきたい! 技術系公務員の教科書

《著者》
伊勢崎市 建設部 土木課長・橋本 隆

本書の表紙カバー

土木職・建築職をはじめ電気職・機械職など“現場の第一線”で仕事をしているのが、技術系公務員と呼ばれるみなさん。住民や事業者等と協働し、時には(厳しい!?)調整をしながら仕事を進めることも多い技術系公務員には、独特の “実務ノウハウ”があるとされます。これまで、経験を通じて習得するしかなかったそれらの“暗黙知”を言語化し、わかりやすく解説したのが、今回ご紹介する『これだけは知っておきたい! 技術系公務員の教科書』(学陽書房)です。同書を執筆した伊勢崎市 建設部 土木課長・橋本 隆さんが、自著に対する想いや自著に込められた特徴等をお届けします。

「なぜ?」からわかる地方自治のなるほど・たとえば・これ大事

《著者》
佐倉市 職員・塩浜 克也/市川市 職員・米津 孝成

本書の表紙カバー

蜘蛛の巣のように入り組んでいて、時には“例外の例外”に行く手を阻まれる―。地方自治制度は良く言えば奥が深く、「どこから手を付けていいかわからない」と手を焼いている自治体職員のみなさんは少なくないのでは? こうした悩みに応えるのが今回ご紹介する『「なぜ?」からわかる地方自治のなるほど・たとえば・これ大事』(公職研)。同書は、体系が複雑かつ関係する法律も多い地方自治制度を好奇心が刺激されるトピックというプリズムで“分解”し、ラビュリンス(迷宮)を攻略する地図や方位磁石を差し出します。本書の共著者である塩浜 克也さん(佐倉市 職員)と米津 孝成さん(市川市 職員)のおふたりが、同書のポイント・工夫した点などをお届けします。

全体最適の視点で効果を上げる 自治体DXの進め方

《著者》
地域情報化アドバイザー/合同会社 KUコンサルティング 代表社員/豊島区 元CISO・髙橋 邦夫

本書の表紙カバー

かつて豊島区CISO(情報セキュリティ統括責任者)として自治体DX推進を通じた職員の働き方改革を進め、現在は地域情報化アドバイザーとして数多くの自治体のDX推進をサポートしている髙橋 邦夫さん(合同会社 KUコンサルティング 代表社員)が「私の経験の集大成」(髙橋さん)と語る2冊目の書籍をこのほど上梓しました。本書『全体最適の視点で効果を上げる 自治体DXの進め方~推進段階別の課題と対応~』(第一法規)のポイントや想いを髙橋さんがお伝えします。

牧瀬流 まちづくり すぐに使える 成功への秘訣

《著者》
関東学院大学 法学部 地域創生学科 教授・牧瀬 稔稔)

本書の表紙カバー

多くの自治体の政策アドバイザー等を務める関東学院大学の牧瀬 稔 教授が、自治体のまちづくりの現場を自らの脚で歩いた経験・知見をもとに、新著『牧瀬流 まちづくり すぐに使える成功への秘訣~明日から活用できるまちづくりの実践的な視点』(一般財団法人経済調査会)をこのほど上梓しました。具体的な自治体事例を豊富に盛り込み、「牧瀬流 まちづくり」の要諦を完全網羅した同書の内容と、本書に寄せる“ある特別な想い”を牧瀬教授がお伝えします。

自治体の課税担当になったら読む本

《著者》
長岡京市 職員・清原 茂史/神戸市 職員・原田 知典

本書の表紙カバー

複雑すぎる税制・課税業務をわかりやすく紐解いた初任者のための実務書でありながら、さらに一歩先に進むためのヒントも盛り込みたい―。こんな想いを込めた公務員本を長岡京市 職員の清原 茂史さんと神戸市 職員の原田 知典さんがこのほど共著で出版しました。今回ご紹介する『自治体の課税担当になったら読む本』(学陽書房)です。同書のポイント、出版の“裏側”を清原さんと原田さんがお届けします。

森幸二の自治体法務研修

《著者》
北九州市職員・森 幸二

本書の表紙カバー

「法務研修って、苦手…」。こう感じている自治体職員さんは多いようです。そんな方にこそ読んでほしい公務員本が出版されました。自治体向け法務研修等を500回以上行った実績がある北九州市職員の森 幸二さんが上梓した『森幸二の自治体法務研修~法務とは、一人ひとりを大切にするしくみ』(公職研)です。お堅い「法学講座」のような内容とは一線を画し、自治体で日々起こりそうな身近な例を引き合いに、自治体職員が身に着けるべき「法的なものの考え方」を具体的に解説します。自治体職員の業務や想いに寄り添った本書のエッセンスを著者の森さんがお伝えします。

公務員が定時で仕事を終わらせる55のコツ

《著者》
備前市 職員・同前 嘉浩/パブリシンク株式会社 代表取締役・林 博司

本書の表紙カバー

少子高齢化を背景に、自治体の仕事は増え、職員は増えない―。そのため「長時間労働が常態化している公務員の働き方はブラック」(!?)。こんなふうに揶揄されることも少なくないのが現状ですが、そんな状況を打開する「新しい働き方を実現するノウハウ本」がこのほど出版されました。備前市 職員の同前 嘉浩さんと北本市の元職員でパブリシンク株式会社 代表取締役の林 博司さんが共著で上梓した『公務員が定時で仕事を終わらせる55のコツ』(学陽書房)です。同書のポイント、執筆の想いを同前さんと林さんがお届けします。


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