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宮崎県都城市の取り組み
先進事例2026.07.28
ツールによるシステムの操作性向上

【自治体DX・財務会計】操作ガイド作成ツールで実現した、円滑なシステム移行と「庁内BPR」
テックタッチ / テックタッチ

[提供] テックタッチ株式会社
【自治体DX・財務会計】操作ガイド作成ツールで実現した、円滑なシステム移行と「庁内BPR」(テックタッチ / テックタッチ)
この記事の配信元
テックタッチ株式会社
テックタッチ株式会社

※下記は自治体通信 Vol.75(2026年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

自治体が庁内のシステムを刷新した際、画面上の仕様変更などにより、旧システムに慣れていた職員が操作に戸惑い、業務効率の低下を招くケースは少なくない。そうしたなか、都城市(宮崎県)では、財務会計システムの刷新に伴い、システム画面上に操作ガイドを表示できるツールを導入することで、操作に不慣れな職員でも使いやすい環境を整えられたほか、BPR*推進にもつながっているという。同市担当者2人に、取り組みの詳細を聞いた。

*BPR:Business Process Re-engineeringの略称で、組織や制度、システムなどを再構築すること

[都城市] ■人口:16万67人(令和8年6月1日現在) ■世帯数:7万4,021世帯(令和8年6月1日現在) ■一般会計予算:1,062億6,000万円(令和8年度当初) ■面積:653.36km² ■概要:宮崎県の南西部、鹿児島県との県境に位置し、北西に霊峰霧島、東に鰐塚山系を仰ぐ広大な都城盆地にある。盆地特有の昼夜の寒暖差と霧島山系の豊かな地下水に恵まれ、農畜産業が非常に盛ん。肉用牛・豚・鶏の合計農業産出額や焼酎の出荷額・売上高で全国トップクラスを誇り、「ふるさと納税」の寄附額でもつねに全国上位を維持している。豊かな自然と交通アクセスの良さを兼ね備え、移住先としても人気。
インタビュー
佐藤 泰格
都城市
総合政策部 デジタル統括課 副課長
佐藤 泰格さとう ひろのり
インタビュー
今西 慶子
都城市
会計課 副主幹
今西 慶子いまにし けいこ

電子決裁の新規導入もあり、さらなる混乱が予想された

―システム刷新に伴い、ツールを導入した経緯を教えてください。

今西 当市が導入していた旧財務会計システムでは、必須項目の入力漏れや日付の間違いなどによる担当課への「差し戻し」がたびたび発生していました。本来なら、不備があれば担当課が入力する際にエラー表示するなどの機能を備えるべきですが、システムをカスタマイズするには多額の費用と手間がかかります。さらにシステムそのものを刷新するとなると、画面の仕様変更などで、より多くの誤入力などの発生が懸念されました。

佐藤 今回は電子決裁の新規導入も決定しており、さらなる混乱がスタート時に起こることが予想されました。そうしたなか、『自治体通信』にて、システム刷新による混乱を防ぐツールがあることを知り、大いに興味を持ちました。

―どのようなツールですか。

佐藤 テックタッチ社の『テックタッチ』というDAP*ツールです。システムの画面上に「シールを被せる」ような感覚で、入力箇所や操作手順などの「ガイド」や「吹き出し」を表示できるツールです。これに従って操作すれば入力ミスが防げるうえに、システム本体を改修する必要がありません。ノーコード開発で作成できるため、専門知識がない職員でもカスタマイズできる点も魅力に感じました。さらに、LGWAN環境で稼働することも重要なポイントでした。そこでシステム刷新にあわせ、同ツールを導入することにしました。

*DAP:Digital Adoption Platformの略称で、ソフトウェアやシステムの導入後、ユーザーがスムーズに使いこなせるようにサポートするツールのこと

職員自らがBPRを推進、その意識の醸成にも寄与した

―どのように導入を進めていったのでしょう。

佐藤 単にツールを導入するだけでなく、BPRを先行しながら進めました。当市には、「非効率をデジタル化しない」というDX推進の方針があります。つまりデジタル化の前に、不要な作業やムダなルールそのものをなくすことを重視しています。そのため、行政改革担当課やデジタル統括課、会計課で検討会を開き、導入の半年前から業務の見直しを徹底し、約30の業務改善点を抽出し、そのうえでツールの実装を行いました。

今西 テックタッチ社のサポートを受けつつ、現場を知る職員自らの手で「ガイド」や「吹き出し」を作成することで「かゆい所に手が届く」ような実装ができたと思います。そして、令和8年3月から運用を開始しています。

―運用後の成果はいかがですか。

今西 刷新後にもかかわらず、入力漏れはほぼゼロになりました。現場からの問い合わせも、ほとんどないという状況です。

佐藤 今後もBPRを行い続け、ツールに反映していきます。これまではBPRを行ってもコスト面でシステムに反映できないジレンマがありましたが、BPRのPDCAサイクルを回しつつ、『テックタッチ』で速やかにシステムに反映する仕組みを構築できました。職員の「自らBPRを進める」意識の醸成にも大きく寄与しています。

支援企業の視点
LGWAN対応のDAPツールなら、庁内BPRを進められる
インタビュー
小熊坂 真徳
テックタッチ株式会社
公共団体担当 Senior Account Executive
小熊坂 真徳こぐまさか まさのり
株式会社Works Human Intelligenceにて公共団体向けに人給・庶務事務システムの提案・導入を約8年経験後、2023年にテックタッチ株式会社へ入社。現在は、全国の自治体DXを支援している。

―システム刷新に伴う、自治体の状況をどう見ていますか。

 やはり、従来のシステムとの仕様や運用の違いなどから現場の混乱を招くケースは多いと考えています。前例踏襲では業務品質の維持が困難などの理由から、システム刷新やBPRを行う訳ですが、現行運用との差分が大きいと現場職員の負担も大きくなります。この差分や負担をシステム改修ですべて解消するのは費用や手間の観点で現実的ではなく、職員研修やマニュアル作成にも限界があります。そこで当社では、そうした課題を解決するDAPツール『テックタッチ』を提供しています。

―どのようなツールですか。

 既存のシステムの画面上に、後づけで「ガイド」や「吹き出し」を表示して、職員が入力に迷わないようサポートするツールです。システム自体を改修する必要がなく、ノーコードツールのため、ICTの専門知識がない職員の方々でも実装することが可能です。定額費用のなかで当社の専門人材がしっかりと伴走支援する点や、LGWANに対応している点も自治体から大きな評価を得ています。

―自治体に対する今後の支援方針を教えてください。

 業務改善やBPRのアイデアは日々実務に携わる職員の方々が持たれていると考えているため、我々はそれらのアイデアを実現する「きっかけ」と「手段」を『テックタッチ』で提供し、しっかりとサポートします。引き続き、全国自治体のBPRも含めた業務改善の支援を行っていきますので、ぜひ一度お問い合わせください。

テックタッチ株式会社
テックタッチ株式会社
設立

平成30年3月

資本金

24億円(累計資金調達額)

従業員数

226人(令和8年6月時点※社員のみ)

事業内容

デジタルアダプションプラットフォーム『テックタッチ』およびデータ戦略AIエージェント『AI Central Voice』の開発・提供

URL

https://techtouch.jp/

お問い合わせ先
government@techtouch.co.jp
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