

学校体育館や集会所など、自治体が住民向けに開放している施設において、予約システムやスマートロックの活用事例が増えています。特に学校体育館においては、自治体職員のみならず、教職員の業務負担の軽減、安全性の向上、そして限られた人手で多様な施設を効率よく管理することが、全国的に共通の課題となっています。その中で注目を集めているのが、物理的な鍵の受け渡しをなくし、クラウド上で施設の入退室をコントロールできるスマートロックの導入です。ボックスタイプとは異なり、予約システムと連動することで、利用団体に対する物理鍵の貸し出しを完全になくすことができます。
本記事では、体育館の入口等に多い「引き戸や細框のドア」に取付可能なスマートロック「RemoteLOCK 8j-S」についてご紹介します。
RemoteLOCK 8j-S の特徴
RemoteLOCK 8j-Sはクラウドで施設の入室権限を管理することができます。RemoteLOCK 9jの兄弟機種で、特徴的な点は細框のドアや引き戸に対応可能であることです。特に公共施設(学校体育館や公民館など)ではユニバーサルデザイン等の観点から引き戸を採用している施設も多く、施設運営に特化したスマートロックでは数少ない導入可能な製品です。これまでのRemoteLOCKでは取り付けが難しかったドアに、直接取り付けることができます。
また、RemoteLOCK 8j-Sは暗証番号とICカード(FeliCa)の2種類の解錠方法に対応し、スタッフ・利用者で解錠方法を分けることも可能なほか、外部電源を引いて電池交換の手間を省いた運用も可能です。
<製品スペック表>

RemoteLOCK 8j-Sの取付イメージ


※オートロック機能の利用には、オートクローザー等のデバイスが設置可能
または設置済みである必要がございます。
※引違い戸や3枚・4枚戸の場合は、片面をフランス落とし(丸落とし)などで固定して利用します。
自治体向けスマートロックのスタンダード「RemoteLOCK」について

RemoteLOCKは、室内の開き戸や引き戸をはじめ、建物内のエレベーターや入口にある自動ドアまで、クラウドでアクセスコントロール(入室管理)が一元管理できます。扉への取り付けはもちろん、キーボックスタイプでの活用も可能であり、体育館の入口や学校の校門など、幅広い施設のタイプに導入いただけます。
まちかぎリモートは、公共施設管理のスマート化を推進するために株式会社構造計画研究所が開発・提供するシステムで、予約・支払いから鍵の受け渡しまでワンストップで行える施設予約システムです。
RemoteLOCKおよび、まちかぎリモートを連動することで、施設利用者の利便性向上と施設運営の効率化を実現します。公共施設では地方創生や学校開放事業、そして部活動の地域移行促進など、様々な目的でICT機器の積極導入が進められていて、デジタル田園都市国家構想交付金のような補助金・交付金制度を活用した事例も充実しつつあります。実証実験からの検討・スモールスタートも可能ですので、ぜひご相談いただければ幸いです。
お問い合わせ先
株式会社構造計画研究所
RemoteLOCK 自治体マーケティング担当
TEL: 050-1807-1888
E-mail: remotelock@kke.co.jp
ウェブサイト:https://remotelock.kke.co.jp/case/public-facilities/
<関連リンク>
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設立 | 1959年5月6日 |
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資本金 | 10億1020万円 |
代表者名 | 代表取締役社長 湯口 達夫 |
本社所在地 | 〒164-0012 |
事業内容 | 構造計画研究所は、建物の構造設計業務から、構築物を取り巻く自然現象の解析やシミュレーション業務、情報通信分野でのソフトウェア開発、製造分野へのCAD/CAEのソフトウェア販売やカスタマイズ、そして人間の意思決定支援分野でのコンサルティングなどを提供しております。「大学、研究機関と実業界をブリッジする Professional Design & Engineering Firm」を標榜する当社は、今後も工学知をベースにした有用な技術を活用し、社会の諸問題の解決に挑むことで、より賢慮に満ちた未来社会を創造してまいります。 |
URL | https://www.kke.co.jp/ |
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