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先進事例2022.03.22

消防同意審査業務における液晶ペンタブレット実証例【藤沢市】

[提供] 株式会社ワコム
消防同意審査業務における液晶ペンタブレット実証例【藤沢市】
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株式会社ワコム
株式会社ワコム

株式会社ワコムは、官公庁の様々な事務業務に対し液晶ペンタブレットを用いてご支援しております。今回は消防同意の審査業務における用途でお話をお聞きしました。


実証事例:藤沢市消防局 査察指導課

2021年7月に総務省消防庁から全国の消防機関に対して、消防同意等の事務電子化に関する検討指示、さらに指定確認検査機関からも消防同意の申請について電子化要望があがり、藤沢市消防局としてどのように進めていくか検討されました。

現在の運用方法は主に指定確認検査機関から送付される消防同意書類(図面などの紙媒体)を受付した日から7日(小規模のものは3日)以内に審査し、結果は紙で輸送業者を経由して指定確認検査機関に通知されています。

審査を進める中で不足している内容を指摘し、追加資料や図面修正などを求めますが、電話でのやり取りではうまく意図が伝わらないことが課題となっておりました。図面に指摘事項を記入し送付する場合は、複合機でスキャンした図面データをメールで送付することもあります。しかし、大きな図面の場合や枚数が多い場合などは、読み取り作業だけでも苦労することがありました。
また、審査業務においてPDF図面のまま審査できないと、せっかく申請を電子化しても導入効果は半減すると考えてもおられました。 そこで電子ファイル(PDF)の図面を紙に出力する事なく、PDFのまま審査できる方法を模索していたところ、ワコムの液晶ペンタブレットと図面専用PDFソフトウェアを利用すれば改善できることがわかり、実証される事になりました。

その結果、審査業務の電子化により、ペーパーレスとなって、大きな課題となっている環境問題にも貢献できると実感されました。 さらにWEB会議システムの資料共有機能を併用する事によって、指定確認検査機関との指摘事項などのやり取りをスムーズに行うことができ、課題がクリアされると共に、事前相談も担当者が来庁する事なく行えるので感染症対策につながるともお伺いしました。

審査イメージ

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藤沢市消防局では消防同意業務の電子化に向けて、審査だけであればハード面の充実により早い段階で導入する事は可能だが、審査後のデータを保存する環境を整えることに課題が残るとのコメントも頂きました。
藤沢市では、消防だけでなく市全庁的に電子化を進めており、デジタル市役所の実現を目指し取り組まれています。

今後、各消防局では急速に「オンライン申請」「消防同意の電子化」「帳票類の電子化」などがキーワードとなり、業務改善の検討から導入が進んでくると想定されます。
ワコムではこのような消防局の課題に対して、職員や住民の利便性向上にむけた製品を提供し、社会貢献につながる活動を続けて参ります。

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