

鹿児島県南九州市LINE公式アカウントは、友だち追加数が市内人口(約3.1万人)を超え、大きな注目を集めています。
市内外への情報発信にLINEをフル活用する南九州市様について、特徴的な取組を3つご紹介します!
1.リッチメニュー切替で受信設定の回答率アップ
南九州市様では、原則全てのメッセージをセグメント配信しています。利用者が求める情報を届けることで、LINE公式アカウントのブロックを防ぐためです。
セグメント配信には、利用者による受信設定アンケートの回答が必須となるため、リッチメニュー切替によって回答率を高める工夫をしています。
南九州市LINE公式アカウントを友だち追加すると、受信設定アンケートの回答を求める専用リッチメニューが表示されます。

受信設定を完了しないと、通常のリッチメニューが表示されない仕様となっています。
リッチメニュー切替を実装する前は受信設定の回答率は約38%でしたが、導入後2ヶ月で約45%にまで上昇しました。
2. 防災情報の配信&道路損傷等の通報受付
南九州市LINE公式アカウントは、特に防災情報の配信・案内に注力しており、市民だけでなく市外のお友だちからも好評を博しています。
南九州市で災害対策本部が設置された場合、通常のリッチメニューから「災害対策本部設置中」メニューへ表示を切り替えます。
気象情報・道路情報・避難所一覧など、災害時に必要な情報へのリンクが整理されています。

また、市民から道路や公園、河川の異常に関する通報をLINE経由で受け付けています。
市職員も現場確認の際に通報機能を活用し、庁内の職員に迅速に情報を届けたり、帰庁後の事務処理を効率良く行ったりしています。
3. シティプロモーションにフル活用
南九州市LINE公式アカウントでは、様々な切り口でシティプロモーションを実施し、市内外の友だちに地域の魅力を発信しています。
シティプロモーションに特化した「みな、みりょく!」リッチメニューを用意しており、中でも南九州市の名産品などが当たる「プレゼント情報」が人気を集めています。

その他、市内で開催されるイベントの情報を収集してLINEメッセージで配信したり、南九州市の歴史や文化財を紹介する「南九州市LINEミュージアム」を毎週水曜日に配信したりするなど、市の魅力を発信するプラットフォームとしてLINEを活用しています!

設立 | 2016年5月20日 |
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資本金 | 3億7400万円 |
代表者名 | 貝塚 洋 |
本社所在地 | 〒170-8630 |
事業内容 | transcosmos online communicationsは、トランスコスモス株式会社とLINE株式会社(現・LINEヤフー株式会社)の合弁会社として2016年5月に設立されました。2017年10月には米国セールスフォース・ドットコムの投資部門であるSalesforce Venturesからも出資を受けています。LINEのプラットフォーム・ユーザー基盤とトランスコスモスの営業・開発力などを活かし、行政と住民のより良い関係構築を実現する様々なソリューション・サービスの提供に向けて取り組むGovTechベンチャーです。2017年9月にはLINEを活用した行政のDXツール「KANAMETO」を開発、販売を開始しています。 |
URL | https://transcosmos-online.com/ |
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