![東京都 渋谷区教育委員会|不登校の子どもたちが安心して通える居場所をつくる](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2F9e15dadb3dd640d093e339e00878ef94%2Fdd07ec4612a04c6ebe5d002afb960c0f%2F240415_%25E6%25B8%258B%25E8%25B0%25B7%25E5%258C%25BA_%25E8%2587%25AA%25E6%25B2%25BB%25E4%25BD%2593%25E9%2580%259A%25E4%25BF%25A1%25E4%25BA%258B%25E4%25BE%258B%25E3%2583%25A1%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B3%25E7%2594%25BB%25E5%2583%258F.jpg&w=3840&q=75)
![コクヨ株式会社](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2F9e15dadb3dd640d093e339e00878ef94%2F0ac7e773ce0b476d80cfa014edb89d4d%2F20220113162938.png&w=640&q=75)
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コクヨは、教育施設づくりを総合的に支援する事業を展開しています。
アクティブラーニング教室の整備や職員室改善などのリニューアルから新校舎構築まで、主体的・対話的で深い学びや働き方改革の視点から、お客様それぞれに最適な空間をご提案しています。
今回は、コクヨが空間設計・家具納品を支援した渋谷区けやき教室の移転リニューアルにおけるご担当者様へのインタビュー記事を一部抜粋してご紹介します。
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【納入事例:東京都 渋谷区教育委員会】
■概要
今春、渋谷区が設置・運営する不登校の児童・生徒が通う施設が、入居する建物の老朽化に伴い移転。「未来の学校」をコンセプトに空間設計を行い、新しく生まれ変わりました。プロジェクトの経緯や新しい教室に期待することについて、渋谷区教育センターの間嶋健所長、同センターの細田梨絵指導主事(特別支援教育・不登校対応担当)、同センター教育相談係の田中孝栄係長に伺いました。
旧来の「学校の教室」を脱却し、
多様な過ごし方ができる空間に
渋谷区では、小中学校に通えない子どもたちが学ぶ場所を「相談指導教室」とし、通称「けやき教室」と呼んできました。このけやき教室は、統廃合で使用されなくなった旧・原宿中学校の校舎内(現ケアコミュニティ・原宿の丘内)にありましたが、建物の老朽化により、新たに渋谷区文化総合センター大和田内に移転することになりました。令和6年4月の移転が決まり、新しい教室づくりのプロジェクトがスタート。目指したのは、けやき教室に集う児童・生徒が多様な過ごし方ができる空間でした。
「これまでは、中学校の普通教室1室を中学生用、普通教室の半分のサイズの教室2室を小学生用のスペースとして使用していました。旧・原宿中学校で使用していたイスや机を使い、いわゆる昔ながらの学校の教室、という空間でした。基本的に自習スタイルなので、生徒たちは机に向かって教材に取り組むのですが、リラックスして過ごしたり、友だちや職員と話をしたりするのに適したスペースがなく、多様な活動に適した空間・家具が少ない状況でした」(田中さん)
移転前のけやき教室の様子。古い教室に机とイスが画一的に並んでいました。
同時期に、渋谷区は「新しい学校づくり」整備方針を発表。老朽化が進む区内の小中学校を建て替えるためのロードマップが示されました。
「未来の学校では、
①快適性・居心地に配慮した空間、
②多様な学びを実現する可変性のある学習空間、
③みんながストレスなく活動でき、使いやすく、誰にとっても優しい校舎、
の3点を重視しています。これはまさにけやき教室でも実現したかったことでした。ちょうど次年度の予算編成のタイミングだったこともあり、私たちもすぐに具体的に動き出しました」(田中さん)
広い空間を3つにゾーニングし、
オープンかつ落ち着ける場所に
その後、数社からの提案を検討したうえで、最終的にコクヨからの提案をベースにした物品選定を行いました。「決め手は2つあった」と、田中さんは言います。
「1つは、コクヨはオフィス改革のリーディングカンパニーであること。オフィス家具を扱うだけでなく、働く人や過ごす人の感覚や動きまで考えたうえで空間の快適性や効率性を追求すると聞いていたので、きっといい空間を作ってくれるだろうという期待感がありました。もう1つは、資料として提示していただいたイメージパース。平面ではなく俯瞰した図で、実際にどのような空間になるかがリアルに伝わってきました。そして何より、描かれていた空間に直感で惹きつけられ、子どもたちが通いたい、過ごしたいと肌で感じるだろうと思えるものでした。プロジェクトメンバーみんなで共通のイメージがもてたのも大きかったですね。このイメージパースは、今では未来の学校の一つのモデルとして、部署を横断して共有しています」
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コクヨが作成・提案した新しいけやき教室のイメージパース。
そこからは、イメージパースをもとに、具体的にプランを詰めていきました。子どもたちが過ごす空間を「ブラウジングスペース・自学習スペース」「リラックススペース」「多目的スペース」の3つにゾーニング。全体として明るくオープンな雰囲気を維持しつつ、落ち着いて過ごせる空間づくりを目指し、目的や気分によって過ごし方を選べるようにしました。
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メンバー一同、「仕上がりは図面にあった色そのもので、再現性の高さに驚いた」と言います。
「内装の改修工事は区役所の技術部門の管轄であり、内装工事と物品選びを同時進行で進める必要がありました。例えば、この幅・高さのキャビネットをこの壁に置きたいが、電気、空調、LAN等のコンセントやスイッチの位置と干渉してしまい、どちらかが決まらないと決められない…などという状況が度々発生し、調整の難しさを感じました。また、壁の色と家具の色調についても、壁はグリーンっぽい色に、ドアは青色にしたい、柱を木目調のものにしたいなど、区役所の技術部門に要望を伝え、最終的には応えてもらったのですが、その際にもイメージパースが大いに役立ちました」(つづく)
渋谷区教育委員会 インタビュー記事詳細
コクヨの教育空間ウェブサイトでは、けやき教室の移転リニューアルに携わられた渋谷区教育委員会ご担当者様へのインタビュー記事全文をご紹介しています。
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![コクヨ株式会社](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2F9e15dadb3dd640d093e339e00878ef94%2F0ac7e773ce0b476d80cfa014edb89d4d%2F20220113162938.png&w=640&q=75)
会社名 | コクヨ株式会社 |
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設立 | 1905年(明治38年)10月 |
資本金 | 158億円 |
従業員数 | 連結 6,864名、単体 2,062名(2022年12月末現在) |
事業内容 | 文房具の製造・仕入れ・販売、オフィス家具の製造・仕入れ・販売、空間デザイン・コンサルテーションなど |
URL | https://www.kokuyo-furniture.co.jp/madoguchi/ |
その他情報 | 売上高:3,009億円(連結 2022年1月1日~2022年12月31日) |
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