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「デジタル花咲かプロジェクト」の振り返り《実施結果編》

    「デジタル花咲かプロジェクト」の振り返り《実施結果編》

    【自治体通信Online 寄稿記事】
    三重県流「あったかいDX」の全記録~新卒入庁職員の成長ストーリー~ #7(三重県 デジタル社会推進局/同局職員・中濵 佑希乃)

    今回と次回は初実施された国の「デジタルの日」(2021年10月、11日)に合わせて三重県が行ったイベントや事業の総括。「あったかいDX」を掲げる同県はさまざまな独自の取り組みを実施しました。“三重県版デジタル庁”に位置づけられる三重県デジタル社会推進局の新卒入庁職員・中濵 佑希乃(なかはま ゆきの)さんが住民目線に近いフレッシュな感性で“自治体DXの最前線”をお届けします。

    はじめに

    全国の自治体の皆さま、こんにちは。

    三重県デジタル社会推進局(以下「デジ局」)デジタル戦略企画課の中濵です。

    なんだか突然涼しくなりましたね。中濵は四季の中で最も秋が好きです! 三重県には綺麗な紅葉が見られる場所がたくさんあるので、皆さまもぜひ足を運んでみてくださいね!

    さて、前回の記事では、「デジタルの日」に三重県が取り組む「デジタル花咲かプロジェクト」の内容や、このプロジェクトが生まれるまでの経緯についてご説明させていただきました。
    (参照:ついに「三重県 デジタルの日」が開幕!~“企画をつくる”ということの厳しさと喜びを学んだ日々

    今回は、中濵の初の企画であった「デジタル花咲かプロジェクト」の結果と、感想や反省などについてお話していきたいと思います!!
    ※「デジタル花咲かプロジェクト」の詳しい内容については前回の記事をご覧ください。

    記者発表会(9月30日)

    「デジタル花咲かプロジェクト」の記者発表会を行いました!

    オンラインでみえの国観光大使のチャンカワイさんにもご参加いただき、この企画の説明や写真撮影のほか、知事とチャンさんにとっての「#三重しか勝たん」と思うポイントについてや、「AI音声」を作るための収録の様子などについてお話を聞いたりしました。

    9月の半ばに新知事が就任し、そこからほとんど時間もない中、発表会の会場・レイアウトの調整、機器のセッティング、他課との調整や知事レク、報道資料の提供等たくさんのことを済ませなければならなかったため、かなりスケジュール的にハードでしたが、課長や班長、班員の皆さま、委託先の事業者さんのおかげで良い発表会になりました。

    特に、中濵のトレーナーである武田さん、森出さんのおふたりに、会の進行シナリオや当日の詳しい動線などを非常に緻密に作っていただいたことで、安心して発表会を行うことが出来たのだと思います。

    中濵はめんどくさがりで、「まあ多分何とかなるだろう」と思ってしまいがちな性格なのですが、おふたりのように「多分」を無くして堅実に仕事をすることでトラブルを減らすことが出来るため、普段から細かく丁寧に仕事をすることが最終的に一番「めんどくさくない」のだと今回の経験を通して学びました。

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    記者発表会の様子

    告知(10/1~15)

    記者発表会の後、プレスリリースやWeb広告、チラシ配布、新聞広告、ラジオなど、さまざまな告知を行いました!

    県内の銀行や大学、郵便局、携帯電話ショップなどの事業者さんにもご協力いただき、県内の多くの場所で周知していただきました。

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    告知の様子

    ツイートキャンペーン(10/1~15)

    ツイートキャンペーンでは、FM三重さんともコラボし、たくさんの「#三重しか勝たん」が集まりました!

    中には、RTやいいねが多くついた「#三重しか勝たん」もあり、県民の方だけでなく、三重県にゆかりのある芸能人の方や、観光施設の公式Twitter、県内事業者さんの公式Twitterなどでも「#三重しか勝たん」を使っていただくことができたため、期待以上に盛り上がったと思います。

    キャンペーンが終わった今でも「#三重しか勝たん」をつけてくださっているツイートがあるので、引き続き「#三重しか勝たん」を使って三重県の良さを発信出来たらなと思っています。この連載を読んでくださっている皆さまも是非、三重のいいところを見つけたら「#三重しか勝たん」でつぶやいてみてくださいね!

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    集まったツイートの一例

    ツイートリアルタイム表示・スマホ教室(10/10、11)

    デジタルの日当日である10/10、11は、携帯電話ショップさんにご協力いただき、県内89店舗でツイートリアルタイム表示をしていただきました!

    また、県内52店舗でこのキャンペーンとコラボしたスマホ教室も実施していただきました。

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    携帯電話ショップでのリアルタイム表示の様子(左)、携帯電話ショップでのスマホ教室の様子(右)

    知事視察(10/10)

    デジタルの日1日目である10/10には、一見知事に実際にスマホ教室の様子を見ていただき、参加者と語らいをしていただきました!

    スマホの便利さについてや、使っているアプリなどについて対話を行っていました。

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    視察の様子

    (「『デジタル花咲かプロジェクト』の振り返り《学びと気づき編》」に続く)

    ☆ 本連載の記事一覧

    自治体通信への取材依頼はこちら

    三重県 デジタル社会推進局のプロフィール

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    デジタル社会推進局のメンバー。キックオフ(2021年4月1日)の際の記念写真(写真撮影時のみマスクを外しています)

    三重県デジタル社会推進局では、デジタル時代を生き抜くために、あらゆる人々が家庭・職場・地域それぞれの場所において、新しく何かにチャレンジできる時間を創出できるよう「みんなの思いを実現する『あったかいDX』」をミッションとして、「誰もが住みたい場所に住み続けられる三重県の実現」を目指し、圧倒的なスピードでデジタル社会形成を推進中。2021年4月創設。50人体制。
    <連絡先>059-224-3086

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