広報・広聴
近年、住民の町会・自治会加入率が低下している影響もあり、「行政からの配達物を各世帯に届けにくくなっている」といった課題を抱える自治体は多い。その解決手段として、「ポスティングサービス」を検討する自治体は増えているが、「事業者選びのポイント…
近年、子どもの読書離れが叫ばれて久しいが、乳幼児期の読み聞かせ体験がその後の読書習慣や学力の成長に関連性があるとの指摘もあり、読書推進に力を入れる自治体は多い。そうしたなか、子ども向け絵本の製作を手がけるNTT印刷の泰地氏は、「科学的エビデン…
少子化が進むなか、住民が子どもを産み育てやすい環境を整備することは、自治体の重要な使命のひとつとなっている。こうしたなか、東京都はオンラインカタログを通じて育児用品を子育て世帯に提供する事業を始めた。取り組みの詳細について、福祉保健局少子…
近年は、さまざまなSNSがコミュニケーションツールとして幅広く利用されている。自治体もそうした流れを受け、行政情報を発信するため各種SNSを積極的に活用している。そうしたなか、広島県では、令和2年4月からモバイル向けショートムービープラットフォー…
日々さまざまな住民サービスを提供する自治体において、住民の来庁を伴う受付業務は多い。コロナ禍の昨今は、窓口での「密」を回避するため、予約制を取り入れるケースも増えている。こうしたなか、三島市(静岡県)では、来庁予約をSNSの『LINE』上で実現し、…
広報誌を通じて行政情報を住民に直接届けることは、自治体における重要な取り組みのひとつと言える。そうしたなか、嘉麻市(福岡県)では広報誌の配布方法の見直しを行ったことで、ほぼ全戸へ配布できる体制を構築した。見直しの詳細について、同市人事秘書課…
住民に対し生活に必要な情報をわかりやすく正確に伝えるために、多くの自治体が広報活動に工夫を重ねている。たとえば、いなべ市(三重県)と行方市(茨城県)は、UD(ユニバーサルデザイン、以下同じ)フォントによる情報発信で、広報活動の強化に取り組んでいる…
命を守るための災害情報をより多くの住民が確実に受け取れるよう、その配信メディアを増やすことは、自治体に求められる重要な取り組みだ。しかし、職員のマンパワーが限られるなか、複数のメディアに対する情報配信は時間がかかり、むしろ迅速な情報伝達に…
全国の自治体トップ・職員・議員に贈る自治体の“経営力”を上げる情報サイト
住民の安心・安全を守る防災対策は、数ある住民サービスのなかでも特にその優先度は高く、施策の充実に力を注ぐ自治体は多い。そんななか、平成30年7月豪雨で多くの被災者を出した北九州市(福岡県)では、災害・防災情報の伝達手段整備に着手。危機管理レベル…
政府は、東京オリンピック・パラリンピック開催の令和2年までに年間の訪日外国人観光客(以下、訪日客)数を4000万人に増やす目標を立てている。それを実現するには、訪日客に観光地で快適に過ごしてもらう環境の整備が重要だ。ここでは、デジタル型の観光案内…
自治体の重要な情報発信源であるWebサイトは、利用するすべての人が情報をえられる「Webアクセシビリティ」への対応が求められている。こうしたなか、横浜市(神奈川県)は、今年3月に公式サイトを刷新。膨大な情報量を扱いながら、Webアクセシビリティにも配…
スマートフォンによる普段使いのコミュニケーションツールとして浸透し、災害時における連絡手段としても注目を集めているLINE。最近では、行政情報の配信に活用する自治体も増えている。熊本市(熊本県)は、ユーザー属性に合わせて必要な情報のみを送れるサ…
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「観づらい、聴きづらい」といったイメージをもたれがちな議会中継で、いま、ICT化が進んでいる。御船町(熊本県)の議会では、簡単な操作で高品質の映像と音声が配信できるシステムを導入。同町議会議長の田端氏、同町議会事務局長の福本氏に、導入経緯や期待…
地方創生が国の重要政策と位置づけられて以降、各自治体には「それぞれの特徴を活かした持続的な社会の形成」という大命題が課せられている。問われているのは、独自性のある政策をいかに打ち出すか。そのため、近年は政策立案力の磨き込みに力を入れる自治…
新市庁舎開庁を機に、市のホームページをはじめ、すべての広報メディアをリニューアルした呉市(広島県)。なかでも広報紙「市政だより くれ」はデジタルブック化に踏み切り、大胆な企画を毎月打ち出している。デジタルブック化の狙いと実現までの歩みを秘書…
利便性の向上と「より多くの人たちに読んでもらいたい」という理由から自治体で広報紙をデジタル化する動きが広がっている。上野原市でも、県内初の多言語デジタルブックでの提供を開始。担当者にデジタルブック化で重視したポイントや今後の広報紙づくりの…
行政情報を幅広く発信する、自治体の広報紙。近年は、より多くの住民に読んでもらうために、特徴ある紙面構成にする自治体が増えている。豊田市(愛知県)では平成30年4月から、紙面を大幅にリニューアルしたほか、「読みやすい機能」をつけてデジタルブック化…
全国の自治体で、いま「開かれた議会」の実現に向けた取り組みが進んでいる。小林市もそのひとつ。広報・広聴機能を強化するなかで、重要な役割を担っているのが、操作性に優れ、映像配信との親和性が高い音響設備だ。同市議会議長に導入効果などを聞いた
南海トラフ地震は「今後30年以内に70%程度の確率で起きる」とされており、高知県ではその対策に全力で取り組んでいる。そんななか全国で初めて別冊『防災タウンページ』を県内全域に配布。そのねらいや今後の展開などについて聞いた
ピンポイントで雨量を観測して「住民へ的確に、すばやく避難指示をしたい」というニーズが高まっている。駒ヶ根市でも、国や県の雨量計がない地点6ヵ所へ独自に設置。クラウドを通して住民や職員がパソコン上でデータを閲覧できる仕組みを構築した。災害対応…
昔から大きな災害が少ないといわれる大村市(長崎県)。にもかかわらず、平成28年4月、防災行政無線用として、市内58ヵ所に最新鋭の高性能スピーカーを含めた拡声子局を設置。災害時における住民への情報伝達網を整備。なぜそこまで力を入れているのか市の担…
横浜市保土ケ谷区を流れる帷子川と今井川。過去になんどか氾濫し被災住民は不安を抱えている。しかしいま、住民から心強いとの声があがっている。同区が最新の水防システムを導入したからだ。同区総務部総務課で防災の担当に詳細を聞いた
郡山市(福島県)が全国初の実証実験を開始する。周知用一般印刷物に無償専用アプリをダウンロードしたスマホをかざせば自動で文章を読み上げてくれる音声コードUni-Voiceの全庁導入実証実験だ。その内容や想いなどを市長の品川氏に聞いた。
画像は単調、音声も聞き取りにくい―。中小規模の市町村の議会中継には、こうした声が住民から寄せられる場合が少なくない。そんななか観音寺市議会では、操作が簡単で事務局の運用負担を軽減し高品質な画像配信を可能にするシステムを本会議で導入。同市議会…