国勢調査員との連絡手段にLINEを活用する方法|KANAMETO活用ガイド


今秋実施の国勢調査に備えて、LINE公式アカウントを「国勢調査員との連絡ツール」として運用する方法をご紹介いたします!
自治体LINE公式アカウントを友だち追加したユーザーの中から、国勢調査員のLINEアカウントを特定することで、国勢調査員のみを対象とした情報案内が可能になります。
LINE公式アカウントの標準機能ではユーザーの特定・グループ化はできないため、外部のLINE運用ツールの連携が必須となります。
今回は、全国250超の自治体で有償導入されているサービス「KANAMETO」(2025年7月末時点)を活用して、国勢調査員とのコミュニケーションを行う方法をご説明いたします。
国勢調査員を認証する流れ

まず、調査員それぞれの「認証コード(調査員番号とパスワードなど)」をKANAMETOに登録しておきます。セグメント配信で利用したい「調査員の属性情報(担当地区など)」があれば、併せてKANAMETOにアップロードします。
認証は、調査員のLINEアカウントから実施する必要があるため、調査員の事前説明会などで、認証コードを配布し認証手順を説明します。
調査員は各自のLINEアカウントから認証申請フォームにアクセスし、認証コードを入力・送信します。調査員が入力した情報は、KANAMETOに登録済みのデータと突合され、内容が合致すると認証が完了します。
認証完了後にできること
認証が完了すると、調査員を対象としたセグメント配信が可能になります。
また、調査員だけが閲覧できる専用リッチメニュー(※)を設定できます。
※リッチメニューとは、LINE公式アカウントのトーク画面下部(キーボードエリア)に常時表示できるメニュー画面のこと。住民がよく利用する手続き・相談窓口などの情報をひと目でわかる形で並べ、目的のページや機能にワンタップで移動できるようにします。日々の問い合わせや案内をスムーズにし、「迷わせない導線」をつくるための土台となる機能です。

調査員限定リッチメニューのイメージ
調査員専用のリッチメニューにおいて、下記のように外部リンクやアクションを設定することで、業務に必要な情報などを効果的に案内できます。
① 情報リンク集を常設
調査員業務に関する情報ページ・資料へのリンクをリッチメニューに設定し、情報アクセス性向上
② よくある質問に自動応答
調査員業務に関するFAQ(よくある質問)をチャットボットで解決可能
③ 調査員からの報告を受付
KANAMETOの通報機能を活用して、「物品不足の連絡」や「本部への質問」など、調査員からの報告をチャットボット形式で受け付けることができます
調査員への返答や詳細の聴き取りには、KANAMETOのTALK機能を利用してチャットで連絡可能です
多くの自治体様で、8月頃から国勢調査員向け説明会の開催がスタートするかと存じます。これを機に、LINEを活用した行政のDXツール「KANAMETO」の導入をご検討いただけますと幸いです。

設立 | 2016年5月20日 |
---|---|
資本金 | 3億7400万円 |
代表者名 | 貝塚 洋 |
本社所在地 | 〒170-8630 |
事業内容 | transcosmos online communicationsは、トランスコスモス株式会社とLINE株式会社(現・LINEヤフー株式会社)の合弁会社として2016年5月に設立されました。2017年10月には米国セールスフォース・ドットコムの投資部門であるSalesforce Venturesからも出資を受けています。LINEのプラットフォーム・ユーザー基盤とトランスコスモスの営業・開発力などを活かし、行政と住民のより良い関係構築を実現する様々なソリューション・サービスの提供に向けて取り組むGovTechベンチャーです。2017年9月にはLINEを活用した行政のDXツール「KANAMETO」を開発、販売を開始しています。 |
URL | https://transcosmos-online.com/ |
本サイトの掲載情報については、自治体又は企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。
提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。