2024年に反響の高かった自治体職員寄稿記事11選をお届けします。選んだのは1月~11月までの各月から1本ずつ。自治体職員としての行く年を振り返り、来る年を展望してください!(肩書は記事公開当時)
行政と市民をつなぐ重要な架け橋「マスコミ」との対話を考える
感じるところが多々あっても…
著者◎福岡市 職員・今村 寛
公務員はマスコミから批判の目で取材され、報じられることが往々にしてあります。しかしそうはいっても、この状況を「マスコミが悪い」とばかり言っていても解決しません。「マスコミとの対話」について本音で考えてみました。(「我らはまちのエバンジェリスト#24」より)
「パワハラ」における平等の欠如
法的なものの考え方では「なくなれば万事OK」とはいかない…
著者◎自治体法務ネットワーク代表・森 幸二
自治体を含むあらゆる職場、社会のあらゆる場所から「パワハラ」は根絶されなくてはなりません。そこは論をまつまでもない当然のことなのですが、法的なものの考え方、つまり「平等な社会の形成」という観点から検証すると「パワハラ根絶で万事OK!」とはならないようです。パワハラ政策を考える際の“新しいヒント”をお届けします。(「『法的なものの考え方』を探して#4」より)
異動・昇任そして残留~すみなすものは こころなりけり
悲喜こもごもの「人事の季節」に想う
著者◎福岡市 職員・今村 寛
昇任や異動希望が叶っての転任を喜び、予期せぬ部署への配置に不安と期待に胸膨らませ、異動や昇任への期待がかなわず残留し、あるいは異動を命じられて不平不満を募らせる―。公務員の人事異動について考えました。(「我らはまちのエバンジェリスト#26」より)
山口市で実現する「Jリーグ×探究型修学旅行」《前編》
スポーツツーリズムの新しいカタチ
著者◎伊藤 遼平
首都圏の高校生が「スポーツビジネス×地域活性」をテーマとした全20回におよぶ探究学習を積み上げ、総仕上げとして地方のプロスポーツチームを訪問し“現場視察”する―。こんな新しい修学旅行のカタチが山口県山口市で生まれようとしています。そこで、このプロジェクトにかかわっている3名の関係者のみなさんをゲストにお招きし、経緯や目的、想いなどをうかがいました。そこから見えてきた「プロスポーツ×自治体」の大きな可能性とは? 前後編の2回にわけてお届けします。(「社会課題を解決する新しい政策『スポーツ×自治体』#8」より)
《新人職員向け》公務員の身だしなみのポイント
~服を味方につけて「自分らしく」働こう!~
話し手◎元東京都職員/イメージコンサルタント・古橋 香織
意外とよく聞かれる新人職員の“ホンネの悩み”のひとつに「どんな服装をすればいいのか、よくわからない…」ということがあります。社会人にとっての装いは自分の印象をつくる重要なツール。ハズしたり、やり過ぎたりは避けたいところ。そこで、元都職員で著書に『公務員男性の服~普通の服で好印象・信頼・清潔感は出せる』(ぎょうせい)があるイメージコンサルタントの古橋香織さんに、新人職員のみなさんに押さえてほしい公務員の身だしなみのポイントを聞きました。自治体職員としての働き方論に発展した必読のインタビューです!(『“公務員の装い”のプロ』にインタビュー」より)
そして今日も、バットを振り続ける
「ハァ忙しい…」はチャンスタイム!
著者◎寝屋川市 職員・岡元 譲史
寝屋川市(大阪)職員の岡元 譲史さんが滞納整理というハードな仕事を通じて得た経験、気づきなどをシェアする本連載。今回は自身に起きた大きな環境変化を振り返りながら、激務や失敗でもショゲないよう自分をキープする心の運転方法について。重要な場面や激務をまかされている自分をまずはホメましょう!(「自治体職員のための『心の運転方法』#13」より)
打席に立ち続けることからスーパープレーが起きる! 「相模原市シティプロモーションサイト」のデザイン戦略《前編》
「さがみはらむすび」リニューアルの“裏側”
著者◎相模原市 シティプロモーション戦略課 ブランディング戦略担当 主任
シティプロモーションで多様で斬新なコラボ展開等をしていることが自治体界隈で注目されている相模原市。同市の担当者で通称「相模原市シティプロモーション公式SNS『中の人』」が相模原市シティプロモーションサイト「さがみはらむすび」のリニューアルにおけるデザイン戦略を前後編にわたってお届けします。こんな深い工夫や熱い想いがあったんです!(「市の“魅力が伝わる”Design戦略#2」より)
《特集》「自治体×カスハラ」
対応術 回避策 向き合い方 etc.
度を越えたクレームや要求、文字にしにくい暴力的な言葉の礫(つぶて)―。こうしたカスタマーハラスメント(カスハラ)に毅然とした対策を打ち出す民間企業が増えています。一方で、対象者が住民であるという事情から、自治体のカスハラ対応には特有の難しさがあるようです。そこで、自治体職員に寄り添った視点でカスハラ問題への向き合い方を示唆する現役職員等に寄稿していただいた5本の記事をご紹介します。是非、読者のみなさんの自治体のカスハラ対策にお役立てください!(「Special Contents」より)
市役所新人職員のための66のポイントで学ぶ 基本と仕事術
すべての新人市役所職員必読の一冊
著者◎元自治体職員・小柳 至
胸に熱い志を秘め、気合十分で登庁! けれど「みんなが何を言ってるのかわからない」…。こんな経験を新人職員のみなさんはしたことがありませんか? そこで今回ご紹介するのが『市役所新人職員のための66のポイントで学ぶ 基本と仕事術』(Kindle版)。本書は著者の小柳 至さんが市役所勤務時代の経験や知識をベースに新人職員のみなさんが知りたい仕事の進め方、職場での立ち回り方、人との関わり方などを66のポイントで実践的にまとめた一冊。すべての新人市役所職員必読の書であり、先輩職員や上司のみなさんにとっては新人職員がどんなところにつまずきやすいのかを容易に把握できます。そんな本書の特徴、活用法、出版の想いなどを小柳さんがお伝えします。(「自著書評」より)
最難関!? 身近な人をほめるコツ
わかっちゃいるけどムズかしい…
著者◎寝屋川市 職員・岡元 譲史
寝屋川市(大阪)職員の岡元 譲史さんが滞納整理というハードな仕事を通じて得た経験、気づきなどをシェアする本連載。今回は“戦う自治体職員”の皆さんにとって一番の味方、パートナーや家族など身近な人を「ほめるコツ」! 黙ったままでは、その感謝の気持ちは伝わりませんよ!?(自治体職員のための『心の運転方法』#17」より)
北の酒蔵よ よみがえれ!
国を動かした地方創生蔵 上川大雪
著者◎共同通信社 調査部 部長職/元「47行政ジャーナル」デスク・垂見 和磨
全自治体を対象に定期調査を行い、現地に足を運んで自治体の動向をつぶさにウオッチしてきた共同通信社の垂見和磨さん。長年の取材から、人口減少が続く自治体には民間力の導入が不可欠と考え、まちに活性化を呼ぶ官民連携のありかたを探ってきました。そうした垂見さんが今回書き下ろした『北の酒蔵よ よみがえれ! ~国を動かした地方創生蔵 上川大雪~』(世界文化社)は、類いまれな手法で民間企業とつながり、空前のまちづくりに成功した北海道の過疎のまちから話をひもといた書。役所と企業、住民、外部支援者たちとのコラボレーションをドラマチックに描きます。(「自著書評」より)
本書の表紙(左)と著者の垂見さん(右)
本サイトの掲載情報については、企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。
提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。