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先進事例2023.12.26

動画クリエイターが極意を伝授! TikTokが名古屋市の「なごや学生社会課題解決プログラム」と連携してショートムービー制作セミナーを実施

[提供] ByteDance株式会社 / TikTok Japan
動画クリエイターが極意を伝授! TikTokが名古屋市の「なごや学生社会課題解決プログラム」と連携してショートムービー制作セミナーを実施
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ByteDance株式会社 / TikTok Japan
ByteDance株式会社 / TikTok Japan

TikTok Japanは2023年11月9日、名古屋市の「なごや社会課題解決プログラム」と連携した特別企画として、「動画クリエイターから学べる!  “バズる動画”の作り方」と題した動画制作セミナーを実施しました。「なごや学生社会課題解決プログラム」は、市が抱える社会課題・行政課題の解決に向け、学生が関係部署と一緒に取り組むプログラムで、2023年は40名の学生が複数の課題に取り組んでいます。

動画制作セミナーの講師を務めたのは、シェイクトーキョー代表取締役の汐田海平氏です。これまで行政や地方自治体の課題解決に向けた動画を数多く制作した経験から、多くの人に見てもらえる動画を企画する際に重要な考え方をレクチャー。プログラムに参加する学生たちや、名古屋市職員の皆さんが熱心に聞き入りました。

汐田氏が考える、視聴数を伸ばすポイントとは?

映画プロデューサー、ディレクター、そして起業家として活躍する汐田氏は、学生時代に映画を制作したのを皮切りに、さまざまな形で映像に関わってきました。シェイクトーキョーを設立してからは「クリエイティブを通じた課題解決」に積極的に取り組んでおり、行政や自治体によるショートムービーを利用した情報発信を多数プロデュースしています。

例えば山梨県の「先生のミリョク【山梨県公式】」で展開した教職の魅力発信動画、京都市の「京都くりえいてぃ部」で展開した観光マナーの啓発動画なども汐田氏率いるシェイクトーキョーが手がけています。
そんな汐田氏は「高い確率で視聴数を伸ばすことは可能」だと言い切ります。事実、シェイクトーキョーではしっかりと戦略を練った動画をつくることで、人気動画を多数生み出してきました。大切なのは「アイデア × 表現方法」のかけ合わせで考えることだといいます。

TikTokの特性を意識することが大切

アイデアの考え方を紹介する前に、汐田氏はまずTikTokの特性を紹介しました。
「TikTokはいまだに“若い人たちが踊っている”と思っている方も多いですが、実は課題解決のアクションを起こすためのメッセージ動画も数多く発信されています」(汐田氏)。TikTokに最適な動画フォーマットで表現することで、真面目なメッセージでも多くの人に見てもらうことができる、と説明しました。

「誰に、何を」どう「言い換えて」伝えるか

続いて具体的なショートムービーのつくり方の説明です。多く見られる動画をつくるには「アイデア × 表現方法」を考えることが重要だと汐田氏は強調します。

動画をつくるときにまず考えるべきことはメッセージを伝える相手と内容です。『誰に、何を』を、頭がちぎれるくらい徹底的に考えてください」と汐田氏は学生たちに伝えました。
これが具体的に言語化できたら、次は「伝えたいこと」を「聞いてもらえる言葉」に言い換える作業です。例えば汐田氏が制作した京都市の動画では「京都を訪れる人に、観光モラルを伝える」のが目的でした。それを汐田氏は「快適に京都旅行を楽しむための旅トク情報」に言い換え、多くの人に届く動画となりました。

「観光モラルにもいろいろありますが、大きなスーツケースでエスカレーターや公共交通機関を利用することも、周囲の人にとっては迷惑ですよね。そこで、手荷物を運ぶサービスやコインロッカー情報など、観光客に役立つ情報に言い換えることで結果的に、観光モラルという課題解決につなげました」(汐田氏)。
この言い換えがいかに上手くできるかどうかが、見てもらえる動画になるかどうかの分かれ目になります。

@kyotocontents 満員電車やエスカレーター前で立ち尽くさないように旅コツ、活用してね!みんなの旅コツも教えて!#kyoto #京都 #京都旅行 #旅コツ ♬ オリジナル楽曲 - 京都くりえいてぃ部

アイデアは「考える」、表現方法は「調べる」

こうして動画のアイデアが固まったら、次は具体的な表現を考えます。そのキーワードは「フォーマット化」だと汐田氏。「フォーマット」は表現方法の型のこと。アイデアを表現するのにぴったりの型を見つけるため「とにかく他の人気動画を徹底的に調べてください」と汐田氏はアドバイス。アイデアは「考える」、表現方法は「調べる」がポイントだと説明しました。

調べるポイントとしては、最も見られている動画の型は何かを見つけ出すこと。汐田氏は動画のテーマでTikTokを検索し、検索時に表示される関連ワードも含めて幅広く動画を見て、視聴数や「いいね」数が多い動画を徹底的に研究するそうです。こうしてリサーチを重ねた上で自分の動画を表現に落とし込んでいくのが汐田氏の方法です。

そして実際に動画を制作する際は、視聴数を伸ばすために「最初の0.7秒にすべてを賭ける」「なるべくカット数を増やして飽きさせない」「視聴継続率や『いいね』数を高める工夫をしてプラットフォームに愛される動画にする」「60-70秒の長さを目指す」といったポイントを意識しているそうです。

ショートムービーを通じて数多くのメッセージを届けてきた汐田氏の実践的な方法論に、参加した大学生たちは興味深く耳を傾けていました。セミナーの最後には、質疑応答の時間も実施。学生たちが現在取り組む社会課題解決プロジェクトの動画づくりについて、汐田氏がひとつひとつアドバイスしました。汐田氏による熱の入ったレクチャーを通し、学生たちはそれぞれ今後の動画作りのヒントやアイデアを見つけたようでした。


【TikTokについて】
TikTokは、モバイル向けのショートムービープラットフォームです。私たちのミッションは、創造性を刺激し、喜びをもたらすことです。TikTokのグローバル本社はロサンゼルスとシンガポールにあり、ニューヨーク、ロンドン、ダブリン、パリ、ベルリン、ドバイ、ジャカルタ、ソウル、東京などの国と地域にグローバルオフィスがあります。https://www.tiktok.com/

ByteDance株式会社 / TikTok Japan
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