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先進事例2022.06.08

常滑市新庁舎|市民の利便性向上と職員間コミュニケーションの活性化を実現

[提供] コクヨ株式会社
常滑市新庁舎|市民の利便性向上と職員間コミュニケーションの活性化を実現
この記事の配信元
コクヨ株式会社
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コクヨは、官公庁のファシリティ整備を総合的に支援する事業を展開しています。窓口改善・オフィス改革などのリニューアルから新庁舎構築まで、行政デジタル化時代に適したオフィス提案を通じて、住民サービスの向上及び自治体職員の働き方改革を支援しています。

今回は、コクヨが基本設計時よりオフィス環境整備業務を受注した愛知県常滑市新庁舎建設において、市民の利便性向上と職員間コミュニケーションの活性化を叶えた庁舎空間づくりについてご紹介します。


【納入事例:愛知県常滑市新庁舎】

■概要
旧庁舎における耐震性能の問題から、環境に配慮し、災害時にも機能する新庁舎を計画した常滑市。近隣住居へ配慮し低層に抑えた新庁舎では、1フロアの面積を広く取ることで見通しが良く開放的な空間となるよう配慮。市民にとっても分かりやすく、利用しやすい庁舎を実現しました。

■市民の利便性向上と職員間コミュニケーションの活性化を叶える庁舎空間づくり 3つのポイント

1.日常時から多目的に利活用でき、災害時の活用も視野に入れた可変性のある家具・空間づくり

市民利用可能な打合せスペースには、用途に応じてレイアウトを変えられるよう、可変性の高い家具を採用しています。

2.フロアを超えた職員間コミュニケーションの活性化を目指したイノベーションエリアの設置

執務エリアの中央に職員用の階段と吹抜けを設け、そこにイノベーションエリアと呼ばれる打ち合わせや集中ワークなど多目的に使えるスペースを配置しました。

3.文書削減による業務・面積効率化

旧庁舎で大きな課題であった文書削減についても、文書コンサルティングの実施により実施2年目で3割削減を実現。スムーズな移転と、見通しの良い執務環境の構築・維持につなげることができました。

■自治体職員の声:常滑市施設マネジメント課 前 香菜子氏

常滑市役所新庁舎は、災害時に復旧・復興の拠点として機能することを目的に、既存の市民病院と同一敷地内に建設され、令和4年1月4日に開業しました。

新庁舎では、来庁者の利便性向上のため、窓口カウンターを回廊状に配置し、中央に執務エリアを設けるレイアウトを採用しました。執務エリアが来客動線に囲まれるため、機密情報の保護に対する課題もありましたが、机上が見えないような収納配置を検討し、職員向けにモックアップ見学会を実施することで、課題を解決しました。

また、執務環境を整備するためにアンケート及びモックアップ見学会を通じて集約した職員からの意見をもとにオフィス環境整備業務受託業者や建物設計者・施工者などの関係者を交えて検討を重ねてまいりました。

その結果、庁舎移転後は執務エリア中央に設けた打合せスペースの利用により、部門間のコミュニケーションが活発化しスピード感をもった意思決定が可能となりました。また吸音ブースについては、増加するweb会議にも対応できる執務環境が整備されたと職員にも好評です。

最後に、この度の庁舎移転に伴い、執務環境改善や文書削減についての検討・取組みを実施したことにより、職員一人一人の意識が変わり、移転後も綺麗な執務環境を維持しようとする姿勢がみられます。

■コクヨの官公庁ウェブサイトでは、文中でご紹介した庁舎内空間について、多数の写真と説明文でご紹介しています。

 

コクヨ株式会社
設立 1905年(明治38年)10月
資本金 158億円
売上高 3,006億円(連結 2020年1月1日~2020年12月31日)
従業員数 連結  6,882名、単体  2,241名(2020年12月末現在)
事業内容 文房具の製造・仕入れ・販売、オフィス家具の製造・仕入れ・販売、空間デザイン・コンサルテーションなど
URL https://www.kokuyo-furniture.co.jp/madoguchi/
お問い合わせメールアドレス gov_info@kokuyo.com
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