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来たるべき往来再開にいまから備え、地域の魅力を中国市場に発信せよ

来たるべき往来再開にいまから備え、地域の魅力を中国市場に発信せよ

民間企業の取り組み

SNSを活用した海外へのPR施策

来たるべき往来再開にいまから備え、地域の魅力を中国市場に発信せよ

インタセクト・コミュニケーションズ株式会社 営業統括コンサルティング本部 下川 雅博
[提供] インタセクト・コミュニケーションズ株式会社

※下記は自治体通信 Vol.28(2021年2月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。


長引くコロナ禍が、自治体のインバウンド施策に暗い影を落とし続けている。こうしたなか、中華圏を対象としたマーケティング支援を手がけるインタセクト・コミュニケーションズの下川氏は、「長期間取り組む覚悟をもって、特に最大市場の中国へ積極的に情報発信することが大切だ」と語る。中国の潜在層に向けた有効な情報発信の方法について、同氏に聞いた。

インタセクト・コミュニケーションズ株式会社
営業統括コンサルティング本部
下川 雅博しもかわ まさひろ

インバウンド消費の主役は、中国の「女性・若年層」

―自治体におけるインバウンド施策の推進状況を教えてください。

 「コロナ前」に比べると減りましたが、いまも海外への地域情報発信に注力している自治体はあります。コロナ禍で厳しい状況が続くなか、インバウンドに意識を向けるのは難しいかもしれません。しかし、人口減少が進み、さらにはコロナ禍で落ち込んだ地域経済を今後復興させていくには、やはりインバウンド需要の取り込みが不可欠です。訪日観光客を呼び込めないいまこそ、地道に地域の魅力を発信し続けることで、海外の人に「再び国外旅行ができるようになったら、あそこに行ってみたい」と思ってもらう。こうした思いの醸成に長い時間をかけてでも、訪日観光客を受け入れられる日に備えておくことが大切なのです。

 多くの国・地域があるなかでも、中国市場への情報発信は特に重要だと私は考えます。

―中国への情報発信が重要なのはなぜですか。

 訪日中国人観光客はインバウンド市場のけん引役で、その数はさらに伸びるとみられてきたからです。令和元年の訪日中国人客数は959万人で、訪日客全体の3割を占め、令和2年には1,000万人に達すると予測されていました。中国で日本はトップレベルの人気渡航先で、インバウンドを呼び込むには中国の潜在層に向けた情報発信に力を入れるべきでしょう。

 中国はクチコミ文化であるため、情報発信の手段としてはSNSがおススメです。これまでも、SNSでKOL(※)に地域の魅力を伝えてもらう方法は主流でしたが、当社は特に、旅行情報に特化した『馬蜂窩(マーフォンウォー)』というSNSの活用を推奨しています。

※KOL:Key Opinion Leaderの略。特に、中国のSNSで高い発信力をもつインフルエンサーを指す

―『馬蜂窩』の特徴を詳しく教えてください。

 ユニークユーザー数が中華圏で1億3,000万人、クチコミ投稿件数が毎月約1,000万件で、中国では「FIT(個人旅行)のバイブル」と言われています。FITの80%が事前の情報収集に利用しているというデータもあります。ユーザー層は、女性が62%、18~35歳が合計62%。日本のインバウンド消費をけん引する中国人客には「女性」「20~30代」が多いという特徴があり、『馬蜂窩』のユーザー層と一致します。『馬蜂窩』は、インバウンド消費をけん引する観光客層に情報を届けるのに有力な媒体と言えるでしょう。

日本の地域情報は、まだまだ足りていない

―実際、どのように情報を発信できるのですか。

 ブログを書くような感覚で、文章や写真、動画を載せられます。記事中の地域や施設の名称は、AIでほかの記事とのリンクが自動生成されるので、その地域の記事が増えれば、周辺の地域や施設の情報がつながり、より多くの閲覧を誘導できます。自治体やDMO(※)としては、地域の概要を伝える基本情報のページをつくることもできますが、いちばんのおススメは、観光客目線の記事を作成すること。当社は、日本における『馬蜂窩』の総代理店として、在日のKOLに文章や動画で情報を発信してもらうタイアップを企画するなど、有効な情報発信を支援しています。

※DMO:「Destination Management/Marketing Organization」の略。観光地域づくり法人のこと

―自治体に対する今後の支援方針を聞かせてください。

 『馬蜂窩』を通じ、地域を知ってもらうきっかけを増やすお手伝いをしていきたいです。中国人に知られている日本の名所は、大都市やゴールデンルート、北海道など一部にとどまり、情報が足りていない地域がまだまだ多いのが現状なのです。当社では、情報発信支援のほか、中国で主流の複数の二次元バーコード決済に対応可能なシステムなども提供しています。海外との往来再開と、その先の地域経済復興に向け、自治体のインバウンド施策を支援していきたいですね。

下川 雅博 (しもかわ まさひろ) プロフィール
昭和56年、鹿児島県生まれ。駿台トラベル&ホテル専門学校で航空貿易を学び、平成15年に卒業。その後、西武運輸株式会社に入社。平成29年、インタセクト・コミュニケーションズ株式会社に入社。令和元年9月より現職。おもに、『馬蜂窩』を中心としたインバウンドプロモーション全般を担う。
インタセクト・コミュニケーションズ株式会社
設立 平成12年11月
資本金 9,856万円
従業員数 521人(令和2年1月末現在:連結)
拠点 札幌・東京・大阪・姫路・福岡の国内5都市のほか、中華人民共和国の6都市
事業内容 二次元バーコードマルチ決済、海外インバウンドプロモーション、中国越境EC支援、システム開発サービスなど
URL https://www.intasect.com/
サービスサイト https://inbound-isc.com/
お問い合わせ電話番号 03-3233-3524(平日9:00〜18:00)
お問い合わせメールアドレス intapay-sales@intasect.co.jp
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