国土交通省では5年に1度、道路利用の実態を把握するために「全国道路・街路交通情勢調査」を行っており、次回の調査が2025年に予定されています。また、全国での一斉調査に加えて、国交省の地方整備局や各都道府県、市区町村単位で、道路拡張工事や新規道路工事の前後および信号機の時間間隔(現示)調整の前後でも個別に交通量調査が行われています。
これまでの交通量調査は人手で行われており、調査員の人手不足や作業上の安全問題に加え、リアルタイムに交通量データを取得することが難しいといった課題がありました。
こうした背景からAIを活用した交通量解析のニーズが高まる一方、地方自治体の入札においては人手での観測を前提に調査設計が行われており、AIで交通量調査を行うために必要なカメラ機種や設置方法・撮影ルールなどが十分に定められておりません。そのため、AIを活用した交通量調査の実施にむけた環境整備などのルール化が求められております。
当社では2022年より、高精度で汎用性の高いAIによる交通量解析サービス「センサスAI」を提供し、調査員の工数削減やリアルタイムの交通量計測を支援してまいりました。
センサスAIについて
・センサスAIはAIによる交通量解析サービス
・従来の人的作業による負担を削減し、24時間365日の観測が可能
・90%の高い精度で、車両や歩行者など全国道路・街路交通情勢調査の観測区分に対応した解析が可能
・機能カスタマイズにより、冠水・積雪量や車両滞留などの交通滞留の自動検知・通知配信ができ、道路管理の省力化を実現
・IT導入補助金2023における対象ITツールに採択されており、中小企業・小規模事業者の方々は費用の一部の補助を受けることが可能
・国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)へ登録申請中
こんな自治体や企業におすすめ
・次回交通センサスに向けてAI観測の検討を進めたい
・AI観測に関心があるが何から始めればいいかわからない
・より低コストに、より頻度高く交通量データを手に入れたい
・道路管理を省力化したい、保全性を向上したい
これまでの記事
・GovTech開発センター、AIによる交通量解析サービス「センサスAI」にて次世代自動車普及状況を推測する新機能を追加 ~画像解析技術および統計データを活用した推測による可視化を実現~
・群馬県が目指す日本最先端デジタル県:AI技術で交通量調査を効率化
・GovTech開発センター、AIによる交通量解析サービス「センサスAI」において道路状況を可視化する新機能を開発、特許出願へ
・GovTech開発センター、AIによる交通量解析サービス「センサスAI」を活用し、交差点を含む個別交通量調査を群馬県にて実施
本資料について
サイバーエージェントによる行政DXに向けた取り組みをご紹介するとともに、AIによる交通量解析サービス「センサスAI」と、CCTVカメラを活用した異常検知サービスの機能や事例についてご紹介します。
コンテンツ紹介
1. サイバーエージェントについて
2. 行政DXに向けての取り組み
3. センサスAIについて
4. その他の事例
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