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株式会社 地域創生Coデザイン研究所(代表取締役所長:木上 秀則/NTT西日本グループ)が奈良県観光局からの委託を受け構築した 『奈良県観光ポータルサイト 「みるなら」』 が、2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。奈良県観光局としては今回が初の受賞となります。
「みるなら」は、地域の観光事業者の想いや理想を尊重しながら、観光データの “見える化” を図り、県内事業者との対話を通じて得た知見をもとに、必要な観光データを選定して提供します。セレクトショップのように、直感的に選びやすく整理されたデータを通じて、地域の人々が「考える」きっかけを得られるようにし、「具体的な行動」へとつながることをめざしています。

1.審査委員の評価コメント
単なる情報表示を超えた、社会的に非常に重要なデザインである。観光事業者がなんとなくの感覚ではなく、データと向き合うきっかけを提供し、客観的なデータを活用した施策立案を促す仕組みが秀逸で、特筆すべき点として、UI/UX設計のみならず、操作説明会やフォローアップ窓口といった伴走支援の仕組みまでをデザインに含めていることが挙げられる。これにより、ツールが導入されて終わりではなく、現場での定着と活用を確実なものにしている。これは、観光客の集中や消費額の低迷といった構造的な問題に対する、本質的な解決策だと思う。観光立国を目指す日本において、地域経済の循環を促し、持続可能な観光地経営を実現するための重要なモデルケースであり、デザインが社会課題解決にいかに貢献できるかを示す模範的な事例である。
2.みるならの利用実績と今後
奈良県観光局をはじめ、県内の観光協会・市町村担当課・観光関連事業者等で広く活用されています。 これからも、奈良県観光局と協議を重ね、より事業者目線でのデータ拡充を進めていくなど、実用性の高いアップデートを予定しています。
※みるならURLはこちら:https://nara-tourism-data.pref.nara.jp/
3. 今後の展開について
本取り組みをはじめ、株式会社地域創生Coデザイン研究所は奈良県(知事:山下 真)と協業して地域の活性化や県民サービスの向上、そして豊かで活力ある奈良県の実現をめざして、さまざまな取り組みを展開しています。
今後もさまざまなアイデアやデザインを探求し、地域を取り巻く多様な課題に対して、ICTを活用しながら地域のお客さまやパートナーの皆さまと共創し、解決を図ることで、地域を笑顔にする活動を続けてまいります。
4.(参考)グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)は1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度※を前身とした、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題解決や新たなテーマの発見にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されており、受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
※グッドデザイン賞の詳細はこちらから:http://www.g-mark.org/
本件に関するお問い合わせは、公式HPのお問い合わせフォームよりお願いいたします。
株式会社地域創生Coデザイン研究所:https://codips.jp/
※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。変更になる場合がありますので、あらかじめご承知いただくとともに、ご注意をお願いいたします。
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設立 | 2021年7月1日 |
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資本金 | 1億円 |
代表者名 | 代表取締役所長 木上 秀則 |
本社所在地 | 〒 534-0024 |
事業内容 | 【事業概要】 |
URL | https://codips.jp/ |
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