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工事不要の「移動式エアコン」で、体育館の機動的な熱中症対策を

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民間企業の取り組み

空調設備の導入

工事不要の「移動式エアコン」で、体育館の機動的な熱中症対策を

信越空調株式会社
東京支店 環境事業部 営業部長 金子 和夫
[提供]信越空調株式会社

※下記は自治体通信 Vol.30(2021年6月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。


夏季に記録的な猛暑日が続発する近年、熱中症対策として小中学校における体育館への空調設備の設置が求められている自治体は多い。こうしたなか、空調設備の販売や工事を手がける信越空調の金子氏は、「大型の空調設備は高額な費用と工期がかかり、設置に踏み切れない自治体も少なくない」と指摘する。果たして、費用や工期を抑えながら、効果的に熱中症対策を行う方法はあるのか。同氏に聞いた。

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信越空調株式会社
東京支店 環境事業部 営業部長
金子 和夫 かねこ かずお

体育館への空調設備設置率は、わずか9%にとどまる

―近年、体育館への空調設備設置を求める声が強まっているようですが、整備状況はいかがですか。

 公立学校における体育館への設置は、遅れているのが現状です。文部科学省によると、令和2年9月時点の普通教室への設置率は93.0%でした。しかし、体育館への設置率はわずか9.0%にとどまっています。その理由は、使う頻度が普通教室よりは少ないうえ、大型の空調設備を設置するには高額な費用や、2ヵ月ほどの工期がかかるためです。しかし、体育館は突発的な利用が起こるケースもあり、熱中症を防ぐための空調設備設置は求められてしかるべきです。たとえばコロナ禍においては、「密」を防げる場所として体育館が利用される例が多くあります。そのため現在は、必要な時に必要な範囲に使える「仮設の空調設備」のニーズが高まっています。

―仮設の空調設備にはどのような種類がありますか。

 たとえば、水の気化熱を利用する「冷風扇」があります。しかし冷風扇は、湿度が高い夏に使用するとかえって蒸し暑くなってしまうことがあります。そのため、環境に依らずに高い冷却効果を得るには、除湿機能のあるエアコンを選ぶ必要があります。ただし、仮設用のエアコンにも多くの種類があるため、どのようなエアコンを選ぶかがカギとなります。

エアコンを選ぶに当たってのポイントはなんでしょう。

 広い空間を冷却できるよう、馬力が大きなエアコンであることです。たとえば当社の『ヒエスポ』は、1時間10ℓの除湿機能と、最大6馬力の冷却機能を備えています。畳数換算で60~99畳ぶんの冷房効果を発揮するため、体育館の熱中症対策には十分です。送風には、「シロッコファン」と呼ばれる、板状の羽根が筒状に取りつけられたファンを採用。最大50mと、プロペラファンよりも遠くへ風を送ることができます。

 『ヒエスポ』はほかにも、仮設の空調設備として機動的に利用できる点も特徴です。

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利用ニーズにあわせて、ひとりでも簡単に移動が可能

―たとえば、どのような利用が可能ですか。

 まず、配管工事が不要なため、電力供給を受けられる環境ならば納品された当日から利用できます。また、底部にはキャスターがついており、ひとりでも移動が可能。そのため、ニーズに応じて剣道場や柔道場といった別の場所へ簡単に移して使うこともできます。

―自治体に対する今後の支援方針を聞かせてください。

 体育館向けを主とした500台以上の導入実績を活かし、空調設備設置にまつわる課題を解決していきたいですね。『ヒエスポ』はレンタルが可能なほか、購入した場合は10年の保証サービスもつけられ、短期、長期を問わず幅広いニーズに対応できます。また当社では、発電機を含む関連設備も扱っています。製品単体にとどまらず、空調にかかわる「ソリューション」の提案を通じて、自治体の快適な教育現場づくりを支援していきます。

金子 和夫 (かねこ かずお) プロフィール
昭和33年、長野県生まれ。昭和56年に関東学院大学工学部を卒業後、電気工事会社に入社。その後、一部上場企業の営業部長を務め、平成28年、信越空調株式会社に入社。おもに空調機器を含む各種機器の営業に携わる。

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課題

町内の小中学校やスポーツ団体などが体育館を利用していたものの、空調設備が未整備だった。「密」を避けられる体育館は災害時の避難所として重要な施設となるため、新型コロナウイルス感染防止対策を見据えた避難所運営の見直しにおいて、空調設備の設置が急務となった。

導入効果

信越空調の移動式エアコン 『ヒエスポ』を9台購入し、迅速に熱中症対策を行えた。冷房だけでなく、暖房の機能もあるため、体育の授業やスポーツイベントなどで年中活用でき、利用者から好評を得ている。停電時には発電機を使って運用できる点も危機管理上、評価している。

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課題

例年、夏季の式典における熱中症対策には大型送風機をレンタルしていたが、期待したほどの冷房効果を得られていなかった。プロペラファンが起こす運転音も大きく、「音楽隊による演奏時に送風機の音が気になる」といった声も参加者からあがっていた。

導入効果

令和元年度と2年度の式典時には、 『ヒエスポ』4台と発電機をレンタルし、除湿による冷房効果を得ることができた。送風時にも、「シロッコファン」によって騒音が抑えられるため、音楽隊の演奏も心地よく楽しんでもらえるようになった。


信越空調株式会社
設立 昭和41年4月
資本金 2,000万円
売上高 5億3,300万円(令和2年3月期)
従業員数 17人(令和3年4月1日現在)
事業内容 空調設備の設計、施工、メンテナンスなど
URL https://www.shin-kuu.co.jp/
お問い合わせ電話番号 03-3735-5254(平日8:30~17:30)担当:金子
お問い合わせメールアドレス request@shin-kuu.co.jp
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