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自治体業務の運営に際しても「反社チェック」が必要な時代に

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事業運営におけるリスク管理

自治体業務の運営に際しても「反社チェック」が必要な時代に

リスクモンスター株式会社 サービス・コンテンツ本部 データ工場 首席アナリスト 阿部 哲也
リスモン・マッスル・データ株式会社 取締役 / 日本アウトソース株式会社 取締役 三木 真志
[提供] リスモン・マッスル・データ株式会社

※下記は自治体通信 自治体DX特別号(2021年3月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。


昨今、企業か個人かを問わず、反社会的勢力(反社)との取引に対して、社会の受け止め方は大きく変わり、その監視の目は年々厳しさを増している。そうしたなか、企業のリスク管理を手がけるリスクモンスターの阿部氏は、「いまや自治体にも同様のリスク管理が求められている」と指摘する。自治体が抱えうるリスクとその対策について、同社のグループ会社リスモン・マッスル・データ/日本アウトソースの三木氏とともに、話を聞いた。

リスクモンスター株式会社
サービス・コンテンツ本部 データ工場 首席アナリスト
阿部 哲也あべ てつや
リスモン・マッスル・データ株式会社 / 日本アウトソース株式会社
取締役 / 取締役
三木 真志みき まさし

反社勢力から国や自治体へ、667件もの不当要求

―自治体にも反社に対するリスク管理が必要と指摘していますね。

阿部 ええ。平成19年に政府が「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」を発表して以降、企業社会では反社との取引は甚大なリスクと捉えられるようになりました。そうした世の中の変化に伴い、その監視の目は、いまや住民の税金を扱う自治体にも向けられています。

 それに関連して、令和元年10月に「行政対象暴力に関するアンケート」という興味深い調査結果が発表されました。警察庁が主体となり、政府の地方機関や1788自治体の計1万4128部門を対象に行った調査です。これによると、過去に反社から不当要求を受けた事例が667件あったというのです。そのうち、過去1年間に経験した事例は309件、じつに46.3%に上るというのです。

―まさにいま、目の前で生じているリスクだと。

三木 そのとおりです。しかしこのリスクを認識することなく、十分な対策がとられていない自治体は多いです。

―自治体としては、どのような対策をとるべきでしょう。

阿部 平成23年をもって全国で施行された「暴力団排除条例」では、3つの対策が求められています。契約時に相手が反社ではないことを確認すること、契約書に暴力団排除条項を盛り込むこと、そして利益供与の禁止、の3つです。このうち、まずは契約時に相手についての確認・調査、いわゆる「反社チェック」の実施を当社ではおすすめしており、おもに2つのサービスを提供しています。

上場企業の約40%、6,000社以上が利用

―サービス内容について、詳しく教えてください。

阿部 1つは、「反社ワード記事検索」です。過去30年ぶんの記事データベースとWebサイトを対象に125の関連ワードを独自に組み合わせ、当該企業・団体のネガティブ情報を検索。該当した記事の見出しを提供するサービスです。

 もう1つは、「反社ヒートマップ」というサービスです。当社は、日本最大級を誇る約490万社におよぶ独自企業データベースを保有しています。この情報をもとに、「反社警戒」「事件事故」「訴訟問題」「行政処分」という4つの項目を、「商号」「代表者」「役員」「グループ」という4つの個人・法人区分で調査し、危険度を5色の濃度で表示するものです。いずれのサービスも、対象企業・団体の一次スクリーニングとして簡易的に調査したいケースで有効に活用できます。

―今後の自治体への支援方針を聞かせてください。

三木 コンプライアンスへの監視が厳しくなるなか、今後は自治体でも「反社チェック」が必要になる場面は増えてくるのではないでしょうか。直接的な取引契約の際、また補助金の交付や各種イベントの参加募集といった際に、反社との接点が生まれるリスクはあります。

 当社のサービスは、上場企業の約40%が利用し、会員企業は6,000社以上に上ります。このなかには政府系機関も含まれます。こうした実績を活かし、リスク管理を強化したい自治体を積極的に支援していきたいと考えています。

阿部 哲也 (あべ てつや) プロフィール
昭和55年、栃木県生まれ。国内証券会社や独立系投資顧問会社での証券アナリストを経て、平成28年にリスクモンスター株式会社に入社。現在、データ工場の首席アナリストとして、レイティングや与信管理コンサルティングなどに従事。
三木 真志 (みき まさし) プロフィール
昭和50年、大阪府生まれ。総合商社での与信管理業務を経験し、平成14年にリスクモンスター株式会社へ入社。データ工場長、カスタマーセンター長を経て、現在BPO事業を担当。令和2年より現職。
リスモン・マッスル・データ株式会社
設立 平成17年12月
資本金 3,000万円(リスクモンスター株式会社100%出資子会社)
従業員数 50人(令和3年2月現在)
事業内容 データ入力代行事業、スキャニング事業、システム構築事業、封入発送代行事業、その他BPO事業
グループ会社 日本アウトソース株式会社(100%出資子会社)
URL https://www.outsource.co.jp/
お問い合わせ電話番号 03-5719-5441(平日9:00〜18:00)
お問い合わせメールアドレス inquiry_info@outsource.co.jp
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