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「利用者の不満」から生まれた仕組みで、理想の高齢者みまもりを追求する

民間企業の取り組み

高齢者見守りサービスの充実

「利用者の不満」から生まれた仕組みで、理想の高齢者みまもりを追求する

ソフトバンク株式会社 コーポレート統括 CSR本部地域CSR企画室企画課 担当課長 澁谷 雅宏
株式会社あんしんサポート 代表取締役 古賀 功一
[提供]ソフトバンク株式会社 / 株式会社あんしんサポート

※下記は自治体通信 Vol.37(2022年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

超高齢社会に突入している我が国において、増加する独居高齢者の見守りは、近年特に期待が高まる自治体の役割のひとつとなっている。そうしたなか、全国の自治体との間で社会貢献事業を展開してきたソフトバンクの澁谷氏は、「現状のみまもりシステムに不満を抱えている自治体が多い」と指摘する。同社の事業パートナーである、あんしんサポート代表の古賀氏とともに、その詳細を聞いた。

ソフトバンク株式会社
コーポレート統括 CSR本部地域CSR企画室企画課 担当課長
澁谷 雅宏 しぶや まさひろ
株式会社あんしんサポート
代表取締役
古賀 功一 こが こういち

「急病時にボタンは押せない」既存システムに不満の声

―高齢者の見守り事業をめぐり、自治体は現在どのような課題を抱えていますか。

澁谷 当社が約100自治体を調査したところ、高齢者宅に配付している既存の「緊急通報システム」に対する不満が多く寄せられました。9割以上の自治体が導入している現状のシステムは固定回線が無ければ利用できず、しかも家の中でしか利用できないことへの不満が多く、中には「本当に急病の時にはボタンを押せない」といった声もありました。

 独居高齢者の孤独死が社会問題化している今、こうした自治体の課題を解決できる新しいサービスが必要と考え、あんしんサポート社と企画したのが『みまもりプラス‐24』という高齢者みまもりサービスです。

―どのようなサービスですか。

澁谷 2つのIoT機器によって、独居高齢者の安心をサポートするものです。1つは、当社が提供するキッズフォンを使用した「緊急通報システム」です。ボタンの長押しで、あんしんサポート社のオペレーターに自動発信されますが、緊急時には機器につながれた紐を引くだけで緊急通報が発信される仕組みです。無線回線を利用することで、従来のような固定回線は不要。屋外でも使用でき、GPSで位置情報も得られます。

古賀 もう1つの機器は「みまもりセンサー」です。屋内で倒れていたり、能動的な行動をとれなかったりする状態でも、人感センサーで異常を検知し、オペレーターに知らせます。難しい操作が一切なく、緊急時を想定した仕組みとなっているため、高齢者も安心して使えます。

相手の趣味嗜好まで把握し、オペレーターが電話対応

―高齢者の異常は、オペレーターが直接電話をかけて確認すると。

古賀 その通りです。ですから、オペレーターには、声色から相手の状況を読み取る力をはじめ、経験に裏打ちされた高齢者対応が求められます。その点、当社には十数年にわたる高齢者のみまもりサービスの実績があります。高齢者の基本情報や病歴、介護状況はもちろん、趣味嗜好までデータベース化し、利用者の状況を把握したうえで電話対応にあたります。介護士や看護師の資格をもったオペレーターが24時間体制で控えています。このオペレーターが電話で状態を確認できない時には、提携先のかけつけ事業者が高齢者宅へ向かい、場合によっては119番通報につなげます。

澁谷 このサービスでは、緊急時のみならず、平常時にも24時間の相談対応窓口を用意。医療資格をもった専門スタッフが対応します。また、自治体や家族などといつでも連絡をとれる音声通話サービスも搭載。これまでの自治体や利用者の不満を解消する機能の数々を標準装備し、利用しやすい価格設定を実現しています。

―自治体からの反応はどうですか。

澁谷 現在、11自治体にて実証実験を実施中です。通信環境の確認や機器操作などを実際の高齢者に検証いただき、利用者および自治体から高い評価をいただいています。また、すでに複数自治体におきまして導入が決定しています。今後も、実証実験で得た課題など、当社グループのバリューでもある「圧倒的なスピード感」をもって改善に活かし、高齢者みまもりの理想的なかたちを追求していく考えです。

澁谷 雅宏 (しぶや まさひろ) プロフィール
昭和44年、東京都生まれ。平成17年7月にボーダフォン株式会社(現:ソフトバンク株式会社)に入社。携帯端末の商品企画、品質管理などを経て、令和元年10月より、現職。
古賀 功一 (こが こういち) プロフィール
昭和57年、福岡県生まれ。平成20年からコンタクトセンターによる見守りサービス事業へ参画し、平成29年5月に株式会社あんしんサポートを設立。代表取締役に就任。
ソフトバンク株式会社
設立 昭和61年12月
資本金 2,043億900万円(令和3年3月31日現在)
売上高 5兆2,055億円(令和3年3月期)
従業員数 4万7,313人(連結:令和3年3月31日現在)
事業内容 移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、固定通信サービスの提供、インターネット接続サービスの提供
URL https://www.softbank.jp
株式会社あんしんサポート
設立 平成29年5月
資本金 4億1,358万円(資本準備金を含む)
事業内容 コンタクトセンター事業、自治体事業、不動産ソリューション事業、メディケア事業
URL https://anshin-senior.com
お問い合わせ電話番号 0120-34-1881(担当:自治体事業部、平日 9:00〜18:00、年末年始を除く)
お問い合わせメールアドレス info@anshin-senior.com
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