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「エクスプローラー」利用だけで、効率的なファイル無害化を実現

群馬県の取り組み

独自のファイル無害化処理

「エクスプローラー」利用だけで、効率的なファイル無害化を実現

群馬県
知事戦略部 業務プロセス改革課 デジタル基盤室 デジタル基盤係 副主幹 星野 智史
[提供]株式会社プロット

※下記は自治体通信 Vol.37(2022年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

ネットワーク分離によってセキュリティは担保されたものの、職員の作業負担につながるため、各自治体で仕組みの見直しが行われている。そうしたなか、群馬県はネットワーク分離の際、職員の作業負担につながることを見すえ、特に「ファイル無害化」の手間を省いたシステム導入を行ったという。担当の星野氏に、取り組みの詳細を聞いた。

[群馬県] ■人口:192万332人(令和4年2月1日現在) ■世帯数:80万9,557世帯(令和4年2月1日現在) ■予算規模:1兆3,437億6,825万円(令和4年度当初案) ■面積:6,362.33km2 ■概要:日本列島のほぼ中央に位置し、県西・県北の県境には山々が連なり、南東部には関東平野が開ける内陸県。2,000m級の山岳、尾瀬などの湿原、多くの湖沼、吾妻峡をはじめとする渓谷や利根の清流など、変化に富む美しい大自然に恵まれている。地域資源を活かし、繊維・木工・食品をはじめとした多種多様な地場産業が発展しているほか、上州和牛や下仁田ネギ、しいたけなどの豊富な農畜産物や、おっきりこみに代表される粉食も有名。
群馬県
知事戦略部 業務プロセス改革課 デジタル基盤室 デジタル基盤係 副主幹
星野 智史 ほしの さとし

重視したのは、職員の負担を増やさないこと

―ネットワーク分離を行う際に重視したことはなんですか。

 「工数をかけずにファイルの無害化処理を行う」という点です。当県は、平成28年度に庁内ネットワークを更新し、個人番号利用事務系のネットワーク分離を実施しました。インターネット接続系と、LGWAN接続系のネットワーク分離を実施したのが平成30年度。他自治体より、比較的後発でした。当県はネットワーク分離の際、職員の業務負担が増えないことを重要視していました。そして、先に実施した自治体から「特にファイルの無害化処理に手間がかかっている」と聞いていたのです。そこで、ファイル無害化にかかる時間を少なくしようと考えました。さらにもうひとつ当県では、ファイル無害化で重視したことがありました。

―それはなんでしょう。

 職員が利用しているWindowsの標準機能である「エクスプローラー」を使って、インターネット接続系領域からLGWAN接続系領域にファイルの受け渡しができることです。職員の業務負担を極力減らすためには、その要件定義はマストだと考えていました。検討したソリューションの多くは、エクスプローラーとは別にブラウザを立ち上げてログインし、そこでファイルをダウンロードして無害化処理を行ったうえでLGWAN接続系領域に移して……など、多くの手順が必要でした。

 そうしたなか、プロット社製品は工数をかけずにファイル無害化を行えるほか、エクスプローラーを使ったファイルの受け渡しができる機能拡張が可能ということでした。そこで、実際に機能拡張してもらったうえで導入しました。

「β´モデル」に移行予定で、最先端のデジタル県を目指す

―導入後はいかがですか。

 ネットワーク分離でかかるファイル無害化処理の手間を想定内に収められています。やはり、エクスプローラーを中心に処理を完結できることは大きいと感じました。

 今後当県は、引き続きプロット社の製品も活用していきながら「β´モデル」に移行する予定です。そして、県の総合計画で掲げている、日本最先端のデジタル県を目指すことに貢献できるネットワークを構築していきたいですね。


支援企業の視点

各自治体の現場課題に応えられる、無害化処理サービスの選定を

株式会社プロット
営業部 製品営業課 課長 工藤 岳
[提供]株式会社プロット

※下記は自治体通信 Vol.37(2022年4月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

株式会社プロット
営業部 製品営業課 課長
工藤 岳 くどう がく

―ファイル無害化の効率化を求める自治体は多いのですか。

 多いですね。一般的なファイル無害化エンジンでは、他社のファイル授受システムとの連携が必要になります。そうすると、セキュリティを担保したファイル授受を行うために、2つの間でさまざまな工数が発生してしまいます。結果として、職員における業務効率の低下を招いてしまうのです。

―どうすればいいでしょう。

 ファイル無害化エンジンと、ファイル授受システムとの連携がスムーズなツールを選択すればいいのです。たとえば当社のファイル授受システム『Smooth File ネットワーク分離モデル』は同じく当社のファイル無害化エンジンを内包しているため、無害化にかかる処理を自動化することが可能です。さらに群馬県のケースでは、「職員の業務効率低下を招くことなく、かつ職員のリテラシーに関係なくファイルの受け渡しができるよう、エクスプローラーを使うだけで実行できるようにしたい」という想いに沿って仕様を拡張しました。当社としても、現場の意見を聞けたからこそ、同様の課題をもつ自治体ニーズに応えられる新たな機能を実装することができました。

―自治体に対する今後の支援方針を教えてください。

 群馬県のように、自治体ごとのニーズに応えられるシステムの提供で、セキュアなシステム構築を支援していきたいと考えています。システムで、独自に課題を抱えている自治体のみなさんは、気軽に問い合わせてほしいですね。

工藤 岳 (くどう がく) プロフィール
昭和62年、茨城県生まれ。平成20年に株式会社プロットに入社。受託システムの企画営業事業に携わる。コンサルティング業務で培った顧客目線での課題解決ノウハウを活かし、現在は東日本エリア製品営業課を統括。
株式会社プロット
設立 昭和55年7月(創業/昭和43年1月)
資本金 3,000万円
売上高 10億円(令和元年9月期)
従業員数 93人(令和3年5月26日現在)
事業内容 企画・制作・デザイン、セキュリティシステム開発、クラウドサービス運用、ネットワークおよびサーバ構築・運用
URL https://www.plott.co.jp/
お問い合わせ電話番号 03-5730-1400(平日9:00~18:00)
お問い合わせメールアドレス sales@plott.co.jp
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