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除菌力の強い業務用加湿空気清浄機で、来庁者と職員を感染症から守る

除菌力の強い業務用加湿空気清浄機で、来庁者と職員を感染症から守る

大阪府大阪市浪速区/千葉県船橋市の取り組み

庁舎内の感染症対策①

除菌力の強い業務用加湿空気清浄機で、来庁者と職員を感染症から守る

大阪市浪速区 総務課 担当係長 保井 憲一郎
船橋市 企画財政部 財産管理課 主査 兼 庁舎管理係長 後藤 健司
[提供] 株式会社クボタ

※下記は自治体通信 Vol.28(2021年2月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。


現在、日本中が新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)の感染症対策に追われている。自治体でもさまざまな対策を行っており、大阪市浪速区(大阪府)と船橋市(千葉県)では、業務用の大型加湿空気清浄機を庁舎内に設置することで、感染症対策の取り組みを強化している。両自治体の担当者に、大型加湿空気清浄機を設置した経緯や、感染症対策に向けた今後の方針などについて聞いた。

大阪市浪速区データ
人口:7万5,598人(令和2年11月1日現在)世帯数:5万3,507世帯(令和2年11月1日現在)予算規模:16億362万円(区長自由経費、令和2年度当初)面積:4.39km²概要:大阪市を構成する24行政区のひとつで、市のほぼ中央部に位置する。「通天閣」や「ジャンジャン横丁」などで有名な新世界があり、「庶民の町」として親しまれている。そのほか、関西国際空港や地方都市をつなぐ交通拠点と商業機能をもつ「OCAT」、音楽ホール「なんばHatch」などから構成される「湊町リバープレイス」、都会のオアシスとしての魅力を備えた「なんばパークス」などの商業スペースも整備され、賑わいを見せている。
大阪市浪速区
総務課 担当係長
保井 憲一郎やすい けんいちろう

―庁舎内における新型コロナ感染症対策を教えてください。

 住民票の発行や保険、年金手続きなど、来庁者が利用する庁舎内のすべての受付窓口にビニールシートを張り、アクリルパーテーションを設置するなどして、飛沫感染防止対策を行ってきました。そうした基本的な感染症対策にくわえ浪速区では、空気中に浮遊するウイルスや菌の除去を目的に、来庁者がもっとも多い2階の窓口サービス課待合スペースに除菌機能がついた空気清浄機『ピュアウォッシャー』を設置しています。

―設置の経緯を聞かせてください。

 浪速区内に本社があるクボタから、「住民と職員のみなさんの安全確保に役立ててほしい」と、令和2年5月に無償提供されました。1台で200m²の広域に対応できる大型タイプで、待合スペースから続く職員の執務フロアの空気清浄までカバーしてくれます。この空気清浄機は、空間除菌だけでなく来庁者や職員が触れる場所に付着した菌やウイルスの対策にも大きく貢献してくれています。

―付着した菌やウイルスの対策とは、どういったことですか。

 空気清浄機の内部で高い除菌力のある「微酸性電解水」が生成されるため、それをスプレーボトルに詰め替えて、1階正面玄関をはじめ各フロアに設置し、共用スペースや手指の消毒に活用しています。「微酸性電解水」は、肌に近い微酸性なので、直接手が触れる場所にも安心して使え、いつでも必要な時に必要な量を取り出せる使い勝手の良さが魅力です。

―感染症対策に向けた今後の方針を聞かせてください。

 『ピュアウォッシャー』のおかげでこまめに除菌作業を行うことが可能となり、新型コロナだけでなくインフルエンザやノロウイルスといった感染症対策に対する職員の意識の向上につながっていると実感しています。こういった日々の積み重ねが、職員が安心して働くことができ、同時に区民に安心して来庁してもらえる環境を生み出し、安定した住民サービスの提供を守ることにつながると考えています。


船橋市データ
人口:64万1,392人(令和2年12月1日現在)世帯数:29万4,461世帯(令和2年12月1日現在)予算規模:3,798億4,020万5,000円(令和2年度当初)面積:85.62km²概要:東京都から20km圏内に位置する、都市と自然が調和したまち。市内には9路線・35駅の鉄道網が広がっている。ジャパンラグビートップリーグの「クボタスピアーズ」、プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」の本拠地。ヘイワード市(アメリカ)、オーデンセ市(デンマーク)、西安市(中国)とそれぞれ姉妹・友好都市を結んでおり、文化・教育・スポーツなどさまざまな分野で市民主体の活発な交流が行われている。
船橋市
企画財政部 財産管理課 主査 兼 庁舎管理係長
後藤 健司ごとう けんじ

―船橋市では、庁舎内の食堂に大型加湿空気清浄機を設置したそうですね。

 はい。船橋市にラグビーのトップリーグチーム「クボタスピアーズ」の本拠地がある縁で、令和2年7月末にクボタから『ピュアウォッシャー』の無償提供を受けました。「感染症対策に役立てていただきたい」と。食堂に設置した理由は、換気が不十分になりやすい地下フロアに食堂があるからです。

 昼食時にもなると約240席ある空間に多くの人が集まり、さらに、食事中はどうしてもマスクを外さざるをえません。そういった場所へ、空間に浮遊するウイルスと菌を除去する機能がついた『ピュアウォッシャー』を設置することで、一般の方を含めた食堂利用者に安心して食事をしてもらいたいと考えたものです。

―実際に設置してみた感想はいかがでしょう。

 『ピュアウォッシャー』には、除菌以外にも加湿機能がついているため、これから本格化する冬場のインフルエンザウイルス対策にもつながると期待できます。そのほか、花粉やハウスダストなど空気中の不純物を除去する機能や消臭機能もあり、誰もが安心、快適に食事をしてもらえる空間を提供できると考えています。

 実際に『ピュアウォッシャー』は、一般的な飲料自動販売機と同じくらいの大きさがあるため存在感があります。その本体部分には「空間除菌をしています」というパネルを掲示しているため、食堂利用者に「しっかりと感染症対策をしているのだ」と安心感をもってもらえていると思います。

―今後、『ピュアウォッシャー』を感染症対策においてどのように活用していきますか。

 空間の除菌はもちろんのこと、機内で生成される除菌効果のある「微酸性電解水」を、椅子やテーブルなどの表面除菌にこまめに活用し、感染症対策を徹底して行っていきます。


支援企業の取り組み

庁舎内の感染症対策②

除菌、加湿、防塵、消臭の4機能で、ウイルスや菌の蔓延を予防する

株式会社クボタ 精密機器技術部 機器開発グループ長 相澤 拓
[提供] 株式会社クボタ

※下記は自治体通信 Vol.28(2021年2月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。


前ページでは、新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)の感染症対策に取り組む大阪市浪速区(大阪府)と船橋市(千葉県)の事例を紹介した。ここでは、両自治体に大型加湿空気清浄機を提供したクボタの相澤氏を取材。自治体の庁舎内における感染症対策や、空気清浄機選びのポイントなどを聞いた。

株式会社クボタ
精密機器技術部 機器開発グループ長
相澤 拓 あいざわ たく

冬場の換気不足で懸念される「密閉空間」での感染

―自治体では、庁舎内における新型コロナの感染症対策にどう取り組んでいるのでしょう。

 ほとんどの自治体で、出入口におけるアルコール消毒液の設置、エレベーターのボタン、階段の手すり、椅子などの消毒のほか、定期的に窓を開けて、空気中に浮遊するウイルスや菌を減らす換気を行っていますね。そのほか、待合スペースでの間隔確保の呼びかけや、受付窓口における飛沫防止シートの設置なども見られます。

―感染を防ぐために、さまざまな取り組みを行っていますね。

 みなさん、できる限りの対策を講じていると思います。ただ、以前から回避するように指摘されている3密のうちの「密閉空間」について、特に気温が下がる冬場は窓を開けて換気をする機会がどうしても減ってしまい、対策が不十分になりがちです。また、地下空間など窓がない部屋の場合、換気量が不足しがちです。

―どうすればいいのでしょう。

 ひとつの解決策として、除菌機能のある空気清浄機の設置が考えられます。室内の空気を吸い込んでウイルスや菌を除去するため、換気の難しい空間でも空気環境を改善することができます。たとえば当社が供給している『ピュアウォッシャー』は、効果的にウイルスや菌を除去できる大型の空気清浄機です。

―どのような特徴がありますか。

 1時間当たり最大1,400㎥の出力を誇る大容量ファンで室内の空気を吸い込むため、浮遊するウイルスや菌をしっかり捕らえられます。これは、テニスコート1面ぶんに相当する200m²の空間をカバーできる力です。捕らえたウイルスや菌は、独自技術により機内で生成する「微酸性電解水」で分解し不活性化します。当社の試験では、ウイルスと菌を99%抑制できました。(※試験空間での検証結果)

 さらに『ピュアウォッシャー』は空気清浄機でありながら、機内で生成した「微酸性電解水」を取り出してスプレーボトルなどに詰め替えることで、手指や身の回りにあるモノの除菌ができることもポイントです。

―空間だけではなく、表面に付着しているウイルスや菌の対策もできると。

 そのとおりです。この「微酸性電解水」は、機内に用意した希塩酸を電気分解して生成されるものです。次亜塩素酸を主成分とする水溶液で、インフルエンザウイルスや、アルコール消毒が難しいノロウイルスにも効果が認められています。万が一口に入っても害のない安全性の高さから、野菜の洗浄にも使用されています。

 令和2年は、前年の20倍以上となる『ピュアウォッシャー』に関するお問い合わせを、多くの自治体、企業などからいただいている状況です。

1年を通じて、安心できる空気環境を提供

―自治体に対する今後の支援方針を聞かせてください。

 『ピュアウォッシャー』には、除菌機能以外にも、1時間当たり2.7ℓの大容量加湿機能、乾式フィルタと水の力を利用した除塵機能、アンモニアといった水溶性の4大悪臭成分のガスを水で吸収する消臭機能が搭載されています。そのため、感染症対策、乾燥対策、消臭対策など安心して過ごせる空気環境の整備に向けた必要な対策について、1年を通じて支援できます。今後、感染症対策の強化を考えている自治体の方は、ぜひ当社にご連絡ください。

相澤 拓 (あいざわ たく) プロフィール
平成10年、株式会社クボタに入社。一般廃棄物処分場浸出水処理施設や浄水処理プラントの設計および技術営業、空調機(エアハンドリングユニット)の開発などの業務に携わる。平成24年に空気清浄機の開発に着手、平成31年から現職。
株式会社クボタ
設立 昭和5年12月(創業/明治23年)
資本金 841億円
売上高 1兆9,200億4,200万円(令和元年12月期:連結)
従業員数 4万1,027人(令和元年12月31日現在:連結)
事業内容 農業機械、水道インフラ、計量機器、空調機、空気清浄機などの製造・販売
URL https://www.kubota.co.jp/
問い合わせ先 株式会社クボタ計装 ピュアウォッシャー営業部(販売元)
03-3245-3976(平日 8:30~17:00)
Webでの問い合わせ
https://www.kubota.co.jp/product/purewasher/
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