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大手社員の副業ニーズは増加傾向に。いまこそ地方に活躍の場を創出せよ

支援企業の視点

域外からの人材登用②

大手社員の副業ニーズは増加傾向に。いまこそ地方に活躍の場を創出せよ

株式会社みらいワークス 代表取締役社長 岡本 祥治
[提供] 株式会社みらいワークス

※下記は自治体通信 Vol.27(2020年12月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。


前ページでは、関係人口創出に向けて副業人材の受け入れに取り組む南砺市の事例を紹介した。ここでは、同市の事業を支援しているみらいワークスを取材。副業人材市場の動向や、人材を受け入れるポイントなどについて、同社代表の岡本氏に聞いた。

株式会社みらいワークス
代表取締役社長
岡本 祥治おかもと ながはる

副業を希望する人材は、エリアで左右されにくい

―副業人材の活用に対する自治体の関心は高まっているのですか。

 「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本目標に盛り込まれた「関係人口の創出」を実現する手段として、関心が高まっています。関係人口創出の手段には、観光施策もありますが、観光資源の有無といった地域固有の事情に効果が左右されがち。その点、副業人材の活用は、地域を問わず、人手不足に悩む多くの中小企業が、関係人口の受け皿となれるのです。

―しかし、都市部の人材を地方に呼び込むのは難しいと思います。

 たしかに、そうした課題意識をもつ自治体の方は多いです。しかし、副業人材は、「どこで働くか」よりも「自分が貢献できる仕事はあるか」を重視し、働くエリアに左右されにくいのです。特に副業が解禁されている大手企業やベンチャー企業で働く人材が副業を望むのは、「自分が培ってきたスキルを社会課題の解決に活かしたい」といった社会貢献意欲が理由になる傾向がある。人手不足に悩む中小企業が多い地方にとっては、いまこそ、こうした人材が活躍できる場をつくり出す機会なのです。

―実際、副業人材の募集にはどのくらいの応募があるのですか。

 当社の『スキルシフト』の登録状況を例に見れば、募集1案件あたりの応募人数は平均9.8人。募集に応募がある比率は99.7%と、募集があれば地域を問わず希望者がほぼかならず、応募してくれるのです。年齢は、20代~40代と、現場で活躍中の若い世代が9割。年収は、500万~1,000万円未満の層が7割(※)を占めます。

 副業人材を活用するには、こうした属性を理解したうえで、「人材の受け入れ体制をいかに構築するか」が重要になるのです。

※みらいワークスによる推計値


地域にノウハウを蓄積し、地方創生を自走化する

―副業人材の受け入れを成功させるポイントを教えてください。

 まずは副業人材を活用するメリットを、地域の企業に啓発することです。副業人材の受け入れという新しい取り組みを、企業が敬遠することもあるでしょう。そのため、地域が一丸となって副業人材を受け入れ、長く活躍してもらうための土台が必要となります。

 そこで当社では、金融機関や事業者など地域に根づいたパートナーとの連携を、重要なスキームとして盛り込んでいます。副業人材の活用を啓発するためのセミナー運営のノウハウ、求人掲載枠の営業手法などを、このパートナーに「伝授」するのです。これにより、自治体の事業が終了した後も、ノウハウを蓄積したパートナーが主体となり、取り組みを継続。地方創生に向けて地域が自走できる仕組みをつくるのです。


―今後、自治体をどのように支援していきますか。

 32の都道府県で地域企業の副業人材募集を支援してきた実績を活かし、多様な課題の解決に貢献していきます。たとえば、自治体庁内における副業人材の活用支援。これは、次号の『自治体通信』で詳しくお伝えしたいと考えています。

 昨今の「コロナ禍」では、都会を敬遠し、地方に関心を向ける人が急増しているという調査もあります。地方における副業人材の受け入れに追い風が吹くなか、新しい取り組みで地域を元気にするお手伝いをしていきたいですね。

岡本 祥治 (おかもと ながはる) プロフィール
昭和51年、神奈川県生まれ。平成12年、慶應義塾大学理工学部を卒業し、アクセンチュア株式会社に入社。その後、ベンチャー企業を経て、47都道府県を旅する過程で「日本を元気にしたい」という想いが強くなり、起業を決意。平成24年、株式会社みらいワークスを設立し、代表取締役社長に就任。平成29年に同社の東京証券取引所マザーズ市場への上場を果たす。
株式会社みらいワークス
設立平成24年3月
資本金2億729万円(令和2年3月31日現在)
売上高35億9,600万円(令和元年9月期)
従業員数53人(令和2年3月31日現在)
事業内容プロ人材採用・調達支援
URL コーポレートサイト
https://www.mirai-works.co.jp/
スキルシフト
https://www.skill-shift.com/
お問い合わせ電話番号 03-5860-1837(平日10:00〜18:00)
お問い合わせメールアドレス skill-shift_info@mirai-works.co.jp
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