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民間企業の取り組み

セキュリティ維持と業務効率向上の両立

セキュアで生産性の高い働き方は、仮想化とリモートアクセスで実現せよ

シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 
エンタープライズSE本部 公共グループ プリンシパルシステムズ エンジニア 佐々木 和徳
金融・公共営業本部 公共営業部 部長 長谷川 恭央
[提供] シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社

※下記は自治体通信 Vol.26(2020年10月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。


総務省は5月、自治体情報セキュリティ対策を見直すと発表した。これについて、ソフトウェアやネットワーク機器を取り扱うシトリックス・システムズ・ジャパンの佐々木氏は、「セキュリティの維持を前提としながらも、インターネット利用をめぐる自治体の選択肢は広まった」と指摘する。見直しの詳細や、セキュリティ維持と業務効率向上を両立する方法について、同社の長谷川氏を含めた2人に聞いた。

シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社
エンタープライズSE本部 公共グループ プリンシパルシステムズ エンジニア
佐々木 和徳ささき かずのり
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 
金融・公共営業本部 公共営業部 部長 
長谷川 恭央はせがわ やすお

安全性を維持しながら、業務の自由度を高める

―セキュリティ対策見直しの背景について聞かせてください。

佐々木 「三層の分離」の徹底で、セキュリティが大きく向上した反面、業務効率が低下してしまったことが、ガイドライン見直しの背景となっています。たとえば、庁内業務とインターネットの利用にそれぞれ別のPCを使うといった運用は、庁内業務とあわせてインターネットを使う職員の生産性を、大きく低下させていました。

 このほか、災害時対応や職員の働き方改革といった観点も見直しの重要な要因です。テレワークを含め、外部から庁内システムに接続するニーズが高まっているいま、新たなセキュリティのあり方を考え直す必要が出てきたのです。

―ガイドラインの見直しは職員の業務効率化や多様な働き方をうながす契機となるのですね。

長谷川 ええ。ただし、一般的に利便性や効率を追求すると、そのぶんセキュリティの不安も高まります。そのため、業務効率の向上や働き方改革の推進を図るには、セキュリティ維持との両立が求められるのです。たとえば、LGWAN接続系とインターネット接続系の分離を維持しながら利便性や効率の向上を実現するには、仮想化技術がひとつのカギとなります。

―どのように仮想化技術を活用するのですか。

長谷川 従来通り、業務用端末をインターネットに直接接続しない運用を行う場合。当社では、インターネットの情報を画面転送方式でPCに送信するVDI(※)を構築する方法を提案しています。これにより、インターネットの閲覧と庁内業務を1台の端末で行えるようになります。

 一方で、業務用端末をインターネット接続系に配置する運用を、総務省は今回の見直しで新たに提示しています。これに関してはまだ検討段階ですが、LGWAN系のサーバ側に仮想空間を設けることで、インターネットの脅威から庁内システムを守れる仕組みの準備を、当社でも進めています。

佐々木 当社ではこのほか、セキュリティを保ちながらテレワークを行えるようにする技術も提案しています。

※VDI:Virtual Desktop Infrastructureの略。コンピュータのデスクトップ環境を拡張するITシステムの総称

―どのような技術でしょう。

佐々木 リモート操作にかかわる通信を、暗号化する技術です。遠隔で庁内システムに接続するには、閉域網を介した通信が求められますが、万が一、接続元の端末自体がマルウェアに汚染されていた場合、庁内ネットワークはたちまちその脅威にさらされます。そこで、当社のリモートアクセスソリューションでは、通信の暗号化により、危険なファイルの庁内ネットワークへの転送や、第三者によるデータの盗聴を防ぐのです。このソリューションを使い、個人のPCから庁内にあるPCを安全に遠隔操作できる仕組みも提案できます。


推奨されるクラウド利用にも、安全な遠隔接続が求められる

―今後、どのように自治体を支援していきますか。

長谷川 当社が強みをもつ仮想化やネットワークの技術を活かし、自治体の新たなセキュリティ対策を支えていきたいですね。

佐々木 このほかにも、ITに関して自治体が抱えるさまざまな課題の解決にも貢献できます。たとえば、次世代広域通信網の構築支援やクラウド・バイ・デフォルト原則の実践など。クラウドに関しては、マイクロソフトとの連携により、同社のクラウドサービス『Azure』を閉域網接続で安全に利用できるといった支援が可能です。こうした課題を感じている自治体の方は、ぜひお問い合わせください。

佐々木 和徳 (ささき かずのり) プロフィール
昭和38年、神奈川県生まれ。大学卒業後、ソフトウェア開発企業などを経て、平成13年、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社に入社。顧客へ直接、ソリューション製品を販売提案するプリセールス部門に所属し、製造業、金融機関など数多くのエンタープライズ企業を担当する。平成27年より、公共機関(政府機関、自治体)および文教分野を担当。
長谷川 恭央 (はせがわ やすお) プロフィール
昭和46年、神奈川県生まれ。大学卒業後、大手電機メーカーで公共ビジネスに従事。その後、SAS Institute Japan株式会社などの外資系ソフトウェアベンダーでセールスマネージメントを経験。令和2年、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社に入社。公共機関(政府機関、自治体)および文教分野の営業責任者を担当。
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社
設立平成9年12月
資本金1億800万円
従業員数147人(令和2年8月11日現在)
事業内容ソフトウェアの販売および使用許諾権の供与、情報提供業務
URLhttps://www.citrix.com/ja-jp/
お問い合わせ電話番号 03-4577-5900(平日9:30〜17:00)
お問い合わせメールアドレスcust_mktg@citrix.co.jp
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