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全国で進む街路灯の老朽化。解決のカギ握る「スピード工法」

[提供] パナソニック株式会社

※下記は自治体通信 Vol.22(2020年2月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。


全国各地で街路灯の老朽化が深刻な問題となっている。日本照明器具工業会(現:日本照明工業会)の調査では、設置後21年以上経過でその倒壊リスクは40%以上と試算されている。現在、全国には取り換えの必要がある街路灯が大量に存在するとみられるが、財政難などから工事には二の足を踏む自治体も多い。今後、この問題に自治体はどう対処すべきか。新技術の動向などから、解決のヒントを探る。

街路灯劣化への対処に、自治体が躊躇する理由

 現在、多くの自治体で街路灯の老朽化対策が課題となっている。実施にあたっては、照明部分は交換のみで済むが、支柱部分は交換に工事が必要となり、コスト負担も少なくない。財政難に苦しむ自治体には重い負担となるが、かといって、劣化を放置すれば倒壊リスクが高まり、住民を危険にさらすことになる。

 かつて日本照明器具工業会が行った、設置後0~35年の「照明用支柱の劣化調査」によると、支柱部分の耐用年数は早いもので10年といわれ、設置後、21年以上では、その40%が倒壊の危険を伴うという。事故防止には早めの交換が最善であることはいうまでもないが、よほど劣化していない限り外観での判断は難しく、支柱を交換するタイミングを的確に見極めることはさらに難しい。かりに、支柱の交換が必要となれば、従来工法では、基礎のコンクリートと支柱の両方を取り換えることになるため、最低でも1本あたり2日は要する。

 さらに、支柱交換工事となると別の問題も浮上する。施工を担う電気工事士の不足だ。経済産業省のデータでは、その数は年々減少傾向にあり、令和2年には想定需要に対し、2万人が不足する見込み。工事にあたり、技術者確保も簡単ではなくなる。

 そうしたなか、このほど新しい工法が開発され、関係者の間で注目を集めている。同工法の特徴について、開発元であるパナソニックの担当者はこう説明する。「従来は工期が1本あたり2日はかかりました。これに対し、新工法専用の支柱である『QQポール』は、最短で1本あたり約4時間で設置が完了します」。


時間と予算を削減する、新工法の可能性

 工期短縮のポイントは、耐久性が支柱より2倍以上長いといわれる基礎コンクリート部分を活かすことだ。それにより、施工の手間を省き、工事を大幅に簡略化。資材費と工事費を合わせた1本あたりのトータルコストは同社の従来工法比(支柱代込み)で、約20%のコストダウンとなる。さらに、工期短縮による総人件費削減効果などを加味すると、自治体にとってはより大きな工費削減が可能だ。

 実際に本誌が取材した街路灯の取り換え工事では、施工はわずか4時間弱で完了した(上図参照)。

 同工法の活用には一定の条件(※)をクリアしている必要があるものの、電気工事士の不足もあり、同工法は自治体にとって、街路灯老朽化問題の解決に対し有力な選択肢のひとつとなりそうだ。

※一定の条件 : 「基礎のコンクリートが傷んでいない」「支柱の根元が傷んでいない」「旧支柱の太さがQQポールより太い」など、使用するには10項目の条件をクリアする必要がある

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