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海外に向けたPR

世界から注目が集まるいまこそ、地域の魅力を訴求する絶好のチャンス

株式会社八芳園 取締役専務 総支配人 井上 義則
[提供] 株式会社日本国際放送

※下記は自治体通信 Vol.22(2020年2月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。


東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京五輪)を間近に控え、世界で日本への関心が高まっている。こうしたなか、訪日客需要を取り込みたい自治体は、いかに地域の魅力を伝え、地方創生につなげればいいのか。地方と連携したインバウンド事業で豊富な実績をもつ八芳園の総支配人、井上氏に詳細を聞いた。

株式会社八芳園
取締役専務 総支配人
井上 義則いのうえ よしのり

魅力発掘のポイントは、四季と地域文化の組み合わせ

―インバウンド事業を通じて地方が抱える課題をどう捉えていますか。

 よく聞くのは、「うちにはこれといった名物や名所がない」といった声です。しかし、決してそんなことはありません。日本文化の発信をテーマにMICE(※)事業を展開し、外国人の日本に対する反応に知見がある我々の観点から言いますと、どの地域にも、世界の目を引く魅力は隠れています。たとえば、全国に共通する「四季」を、地域独自の食や工芸品と組み合わせれば、外国人に魅力に映る「ジャパンコンテンツ」になるのです。

 当社の連携事例をあげると、福岡県大川市では、現地の家具職人に「移動型組み立て式茶室」をつくってもらい、観桜会の場として設置する体験イベントを開催。桜の木と斬新なデザインの茶室の組み合わせは高い注目を集めました。

※MICE:会議(Meeting)、報奨・研修旅行(Incentive travel)、国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字を使った造語で、これらのビジネスイベントの総称

―地域で発掘した魅力をどう世界に伝えていけばいいですか。

 東京五輪開催に合わせたさまざまなイベントを活かし、訪日外国人にPRするのがよいでしょう。たとえば東京五輪開催中は、各自治体がホストタウン活動の成果を披露する「2020ホストタウン・ハウス(※)」が開かれます。当社はホストタウンアピール実行委員会の主幹会員として、各自治体の取り組みや魅力を活かしたブースの企画やフード開発を担っています。2020ホストタウン・ハウスへの参画は引き続き募集しているので、ぜひ活用してほしいですね。

※2020ホストタウン・ハウス:多くの競技会場が集積する有明地区(武蔵野大学有明キャンパス)に設置される。五輪期間中に国内外から1日約1万人の来場が想定されている

海外現地への情報発信は、テレビがもつ媒体力が有効

―これから日本を訪れようという外国人には、どうアピールすればいいでしょうか。

 有効な手段のひとつに、映像配信があります。その際は、映像制作に豊富な知見をもち、視聴者を引きつけるストーリーの構成力や編集力がある企業のサービスを活用するのがいいですね。昨年行った2020ホストタウン・ハウスのプレイベントは、NHKグループでテレビの国際放送事業を手がける日本国際放送の『CATCH JAPAN』という番組で放送されました。

―番組はどのような内容だったのでしょう。

 ホストタウン活動のなかでも「食」に焦点を当て、自治体と交流先国それぞれの特産品を組み合わせた料理をおもに紹介。料理を手がけた当社のシェフや来場者へのインタビューも盛り込み、地域の食の魅力を伝える番組を制作してもらいました。海外の視聴者からは「五輪に向け、日本が『食』の視点でどのような準備をしているのかを学べ、充実した内容だった」といった感想が届きました。

―今後、どのように自治体を支援していきますか。

 引き続き、MICE事業を通じ、地域の魅力を地域活性化につなげる支援をしていきたいと考えています。伝統文化を含む地域の特色を次なる発展につなげるには、「日本人にはない新たな視点を盛り込む」といった刷新が必要で、そのためにはまず、世界へ情報を発信していかなければなりません。

 2020ホストタウン・ハウスのプレイベントは、地域の特色をアレンジする当社の企画力と、160の国と地域につながる情報発信網をもつ日本国際放送の強みを融合。全世界に地域の魅力を効果的にPRした好例となりました。全国の自治体には、民間企業とも積極的に連携しながら、地域のファンを増やしてもらいたいですね。

井上 義則 (いのうえ よしのり) プロフィール
昭和45年、埼玉県生まれ。昭和63年にブライダル企業に入社し、サービスや営業、企画などに携わる。平成15年、株式会社八芳園に入社し、事業立て直しの使命を負う。その後、低迷していた婚礼数を急増させ、業績をV字回復に導く。平成25年より現職。ブライダル事業やMICE事業などすべての運営を統括する。


 姫路市は、日本国際放送の番組『CATCH JAPAN』を通じ、姫路城とまちのさまざまな魅力を伝えた。テーマは「White Tour(“白”の旅)」。“白鷺城”の異名をもつ姫路城のイメージに結びつけ、姫路城の紹介から始まり、日本酒の原材料となる米や姫革細工など、白を基調としたアイテムを映像に散りばめた。番組では、英国のコンウィ城、フランスのシャンティイ城、ドイツのノイシュバンシュタイン城など、姫路城と世界の名城との交流も紹介。姫路市観光企画課の担当者は「当市と友好関係をもつ幅広い国の視聴者に姫路を知ってもらいたい」と話した。今後は、映像を海外でのPR活動や、旅行代理店への提案にも活用していきたい考えだ。


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