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第7回 オンライン寺子屋 「どうする!? 地方都市 〜人口流出を活性に転換する論点とは〜」のまとめ

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コロナ禍を経ていま地方が見直されています。しかしながら、見直されているのは一部です。進学や就職を機に地元を離れるというスタイルは変わらず、抜本的な構造変革には至っていません。これから求められるのは、従来の考え方からの脱却と、多様な人材が活躍できる環境づくりです。

第7回のオンライン寺子屋は、討論型座談会「座組」との共同企画となります。 今回は、各領域の有識者と富山県南砺市長にご参加いただき、地方の課題の洗い出しや、人口流出を防ぎ、関係人口を生み出すための具体的なアイデアについてお伺いいたしました。


■出演者(講演順)
● 沢渡 あまね さん(作家ワークスタイル組織開発専門家):モデレーター
● 田中 幹夫 さん (富山県南砺市役所市長)
● 中島 武司 さん (中島社会保険労務士事務所長)
● 伊藤 哲志 さん (株式会社セールスフォース・ドットコム Slackマーケティング本部 プロダクトマーケティング シニアマネージャー)
● 小田木 朝子 さん (株式会社NOKIOO取締役)

ジェンダーギャップの解消や若者支援、移住者との協業を通じ、〝一流の田舎〟をつくる

-沢渡さん(作家ワークスタイル組織開発専門家)
行政と企業が寄り添い、地域がより強くなるためにはどうしたらいいでしょうか?

-田中市長(富山県南砺市役所市長)
私は市民が誇れる〝一流の田舎〟とするべく活動しています。これは、経済を最優先する社会への不安、人間関係の希薄化、気候変動や人口減少、少子高齢化などの大きな課題や災害に向き合うために、自然との共生や人と人との支えあいを豊かにできるような田舎を作るということです。地域がしっかり自立する中で、支援をフル活用できるように取り組んでいます。

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-沢渡さん
このような取り組みによってどんな変化が生まれてきたと思われますか。

-田中さん
起業をする女性が増えました。移住してきた女性の方を集めて、企業のための塾を作りました。ただ、人口はまだまだ減っていますので、これからが勝負です。

私たち全員の中にある「古い女性の定義」を見直す必要がある

-沢渡さん
「地方には、女性が好む職種が少なく、都内の大学に進学した女性がUターン就職しない傾向にあります。この打開策をお教えください」という地方の人口流出に関するご質問です。

小田木さん、いかがでしょうか?

-小田木さん(株式会社NOKIOO取締役)
まず、女性が帰ってこない問題ですが、近年はダイバーシティということで、子育てや生活支援に力を入れている自治体さんが多いかと思われます。子育てや生活支援も大事ですが、やっぱり仕事が大事です。熱意を持って仕事に取り組まれている女性が多いので、女性の関心ごとは仕事であるという共通認識を持つことが大切だと思います。そして、働き方の選択肢をどれだけ増やせるか、会社の魅力をどこまで高められるかが、この問題に取り組むための最初の一歩になるでしょう。

また、今までは、住む場所と働く場所が必ず同じでしたが、リモートワークの普及により、住む場所と働く場所を分けて考えられるようになりました。これが移住の追い風になっています。もちろん最終的には地元の組織で働いてもらうことが一番だと思いますが、その前段階として、地方に住んで外で働くというモデルを作っていくのがいいと思います。

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-沢渡さん
中小企業だと先例がないということが起こりがちですが、デジタルでつながる他の地域や企業にロールモデルがいて、その人たちの背中を見るというのもこれからの時代アリだと思います。

続いて、次の着眼点は・・・

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