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IT化がまねく心身不調のリスク軽減へ

職場環境を改善して 「VDT症候群」を予防する

株式会社アイ・オー・データ機器 執行役員 事業戦略本部 企画開発部 部長 土田 智巳

総務省によれば平成26年末のスマートフォン世帯普及率は(※1)64.2%。気がつけば、職場でも家庭でも、液晶ディスプレイに囲まれている日常なのだ。そうしたなか、長時間のパソコン使用が原因の心身不調、「VDT症候群(※2)」が問題になっている。「VDT症候群」を予防するための環境整備について考えてみたい。


※1 : 「平成27年版 情報通信白書」より
※2 : VDTとは「Visual Display Terminals」の略。一般的にはパソコンを用いた作業を指す

※下記は自治体通信 Vol.5(2016年7月発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。

眼精疲労や慢性的な頭痛は 「VDT症候群」の症状

職場や家庭のIT化がすすむ一方で、長時間のパソコン使用が原因の、「VDT症候群」と呼ばれる病気が問題になっている。

「VDT症候群」の症状としては、ドライアイや視力の低下、眼精疲労や慢性的な頭痛にとどまらず、身体に合わない机やイスの使用による、肩こりや腰痛、背中の痛みや手足のしびれなども報告されており、ほうっておくと精神にも悪影響を与えるという。

厚生労働省はパソコンの長時間使用が精神と身体の疲労に影響するとして、適切な姿勢で使用することの重要性や、パソコン周辺の環境整備にも指針を打ち出している。それが平成14年に公表され、今日までパソコンを用いた作業の指標となっている「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」である。

これによれば、室内では、できるだけ明暗の対照が著しくなく、かつ、まぶしさを生じさせないようにすること。ディスプレイを使用する場合のディスプレイ画面上の照度は500ルクス以下、書類上およびキーボード上における照度は300ルクス以上とすること、など就業環境に対する規定が細かく定められている。

さらに、作業の種類により望ましい休憩時間が提示されている。たとえば、資料、伝票などから文章等を単純に入力する作業では、連続1時間を超えないようにして、次の連続作業との間に10~15分の休憩時間を設け、作業時間内においても1~2分程度の小休止をとることなどだ。

小休止を促すメッセージが 表示される液晶ディスプレイ

とはいえ、規定通りに物事は運ばない。仕事に没頭してしまうと、時間を忘れてしまうこともしばしばであり、デスクワークの多い自治体職員にとって、「VDT症候群」対策は喫緊の課題だ。

そこで、職場の環境改善によって、「VDT症候群」を予防する方法を考えたい。まず、パソコン周辺の環境や、パソコンを使う際の姿勢をチェックしてみてほしい(上図)。正しい姿勢でパソコンを使うだけでも疲労は軽減される。また、毎日使うものだからこそ、目に優しい「液晶ディスプレイ」を選ぶことも環境改善策のひとつだ。 たとえば、目の疲労の原因のひとつと言われている「ブルーライト」をカットする機能を搭載し、画面のちらつき(フリッカー)がない液晶ディスプレイにすることで、目への負担を減らすことができるだろう。

さらに「VDTモード」と呼ばれる、長時間の連続使用を知らせる機能がついたディスプレイもある。ディスプレイが小休止を促すメッセージを表示し、心身に与える負担に対して注意を促してくれる。また、机周りに余裕があれば、液晶ディスプレイを大きな画面に替えるだけでも、画面が見やすくなり業務の効率化が図れる。

ディスプレイという身近なところから環境改善を図り、これからディスプレイを導入するのであれば、身体への負担を少しでも軽くできるものを、検討してみてはいかがだろうか。

「VDT症候群」予防のために ストレスフリーな 液晶ディスプレイを

―VDT作業の課題を教えてください。

長時間パソコンを使用していると、身体的疲労が蓄積して眼精疲労や肩こり、頭痛、腰痛、さらには精神的疲労などを引き起こします。この心身不調を「VDT症候群」と言いますが、ITが広い意味で原因となっているので別名“IT眼症”とも呼ばれています。

―どうしたら予防できるのでしょう。

身体に負担をかけない液晶ディスプレイを選ぶことも予防のひとつです。たとえば、当社の液晶ディスプレイには「目の疲労の原因となるブルーライトを最大50%まで低減できる機能」や、「バックライトのちらつき(フリッカー)をなくす機能」があります。また、昨年はパソコンの連続使用を知らせ、休憩を促す液晶ディスプレイも開発しました。作業開始から一定時間過ぎると「適度に休憩を取りませんか?」「連続作業が続いていませんか?」などのメッセージが、画面右上もしくは中央の指定の場所に表示されます。

当社は「ストレスフリー」の考えで製品を開発してきました。また、安心して使えるように、5年保証のサービスもスタートしました。これからも「ストレスフリー」な製品で、働く人たちの健康な生活を支援していきたいと思っております。

土田 智巳(つちだ ともき)プロフィール

平成元年、株式会社アイ・オー・データ機器に入社。台湾子会社の総経理として5年間の駐在経験も含め、入社以来、液晶ディスプレイに関わる企画/開発/生産全てに従事。液晶ディスプレイのスペシャリスト。

株式会社アイ・オー・データ機器

設立 昭和51年1月
資本金 35億8,800万円
売上高 411億7,700万円(平成27年6月期:連結)
従業員数 479人(連結)※単体435人(平成27年6月期)
事業内容 デジタル家電周辺機器の製造・販売
URL http://www.iodata.jp/

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